「はと」のことを「はとぽっぽ」と呼んだりする「幼児語」。うまく喋れない時期の「幼児語」に、病みつきになるママは多いようです。ネットでは「突然、幼児語を卒業してしまって辛い」と話題になっていました。
子どもの幼児語の卒業時期はいつ?
ある朝突然「幼児語」を卒業…
最近子どもが幼児語を卒業してしまったママ。「ずっとコーンフレークのことを“カリカリさん”って呼んでたのに、今朝突然“シリアル”と言ってきたんです」と投稿していました。成長を嬉しく思うと同時に、可愛い「幼児語」を卒業してしまったショックを隠しきれないようす。
「はとぽっぽ」って言うと怒られる!?
ネット上ではほかにも、幼児語卒業にショックを受けているママが多く見られました。「小指を“こやゆび”って言ってたのに… あの頃の娘に戻ってほしい」「『“はとぽっぽ”さんいたよ』って言ったら『ぽっぽってつけないで、“はと”って言って!』と怒られちゃいました」「電車を指さして『ゴットントン来たね~』って言ったら『電車来たね』と訂正された… なんだか寂しい」「乾杯するとき“ぱんかーい”してくれる息子はどこへやら(笑)」
中には「家族全員幼児語に合わせて喋ってたのに、子どもだけが卒業してしまった…」という人も。
幼児語卒業を「成長」と見るママも
あの幼児語をもう一度聞きたい…!
可愛らしい幼児語に対して、「帰ってきて!」と願ってやまない人は少なくありません。ほかにはどんな幼児語が卒業されてしまったのでしょうか? 「うちの子はコーンフレークのことを“さくさくあさごはん”って呼んでます」
「我が家では“ぎゅうにゅうカリカリ”って言ってますよ」
「鳥を指さして“ピィピィ”って言ってたよ!」
「お好み焼きのことを“おこうやまき”って言ってました。いまだに我が家のオリジナルメニューです」
「ゼリーのことを“ちゅるちゅる”って呼んでます。可愛いよね」
「“とんころむし”とか“ぽんころし”って何のことかと思ったら、“とうもろこし”だった…!」
また、単純な“言い間違い”にもキュートなものは多いよう。 「“すぱげっぴ”って言いながらスパゲッティを持ってきた。可愛かったな~」
「ウチの子はコーンフレークのことを、ずっと“コーンクレーフ”って呼んでました」
「パソコンは“ぱこそん”、湯たんぽは“湯たんぽぽ”です」
「成長だから喜ばしいことなんだけど…」と思いつつ、子どもらしさの溢れる幼児語についハマってしまうママは少なくありませんでした。
言葉の教育に切り替えるママたち
知育玩具が効果的!?
世のママはどうやって言葉を教えているのでしょうか? SNSなどでは様々な工夫が上げられていたので、ご紹介していきます。 「知育玩具で教えると吸収が早かったな。楽しく言葉を覚えられるし」
「幼児語を卒業したころに、幼稚園入園に向けて読み書きに力を入れてました」
「無難だけど絵本の音読とか。あと家族も幼児語で話しかけないようにしたよ」
幼児語の卒業後には、基本的な教育として“本を読ませる”“日本語のドリルをやらせる”といったママも多いようです。
意思疎通が重要!
逆に、早く幼児語を卒業させたいというママも少なくないよう。「意思疎通が取れないこともあるし、早く卒業してほしいな」「幼児語のほかにも、接続詞をしっかり喋れるようになってくれるといいのに」と、我が子の成長を心待ちにする声も多数上がっています。
「焦らずゆっくり教えていこうと思う」との声もあるように、言葉を教えるのにはある程度時間がかかります。急ぎすぎず、子どもに合わせたペースで成長していけるといいですね。
文/牧野聡子