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洗濯機や洗面所周辺などの水回り。小物が多く、洗濯物も散らかって気がつけばいつもぐちゃぐちゃ!ってことはないでしょうか?洗剤などのストックや、ヘアアイテムなども多く、どのように収納すればいいのか分からないといったお悩みもよく頂きます。サニタリーはスペースは限られていますが、置く位置を一度決めてしまえばすっきり見え、朝の忙しい時間もウンと時短になります。 では、どのように整理・収納を進めていけばいいのでしょうか?その方法をご紹介していきますね!

 

1.何を置くかを決める


洗濯機周り、洗面所に何を置くといいか考えてみましょう。使い勝手からいくと、使う場所に収納するのが一番便利なので、サニタリー周りで使う物は何かな?と想像してみると分かりやすいと思います。

 

一般的には、 ・タオル(バスタオル、フェイスタオル) ・ランドリーかご(洗濯する服を入れる、洗濯物を持ち運ぶ用に使う) ・体重計 ・洗剤(洗濯系、掃除系のストック) ・バス用品(シャンプー類や石けんのストック、入浴剤など) ・掃除用品(ブラシ類) ・ヘアケア用品(ヘアスプレーやワックスなど) ・ドライヤー ・ヘアアクセサリー(ゴムやクリップなど) ・デンタルケア用品(歯ブラシやマウスウォッシュ、歯間ブラシ等) ・女性用化粧品(必要に応じて肌のお手入れグッズ等の美容グッズ) ・男性用化粧品(シェーバーなど) ・めがねやコンタクト用品

 

スペースがあれば… ・下着類 ・パジャマやルームウエア一部 ・旅行用ポーチや温泉グッズなど

 

トイレには ・トイレ用品(洗剤や消臭スプレーなど) ・生理用品

 

など。この置きたいものと今の家の収納スペースとを比較して、実際に置くことができるものを考えていきます。 また、家族の行動を見ながらどこに収納した方が便利かな?も考えてみてくださいね。例えばコスメの場合、ドレッサーのある寝室でゆっくり使うなら洗面所ではなく寝室の収納に、朝の忙しい時間に洗面所で化粧した方が便利と思うなら使うものだけをポーチに入れて洗面所に置くのもアリ!という具合です。

 

2.収納したいアイテムを種類別に分ける

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次に収納したいモノをカテゴリー(種類別)に分けていきましょう。サニタリーが散らかりやすいのは、アイテムの種類が多いこと、また細かいグッズが多いことが原因です。これらをまとめて、量がどれくらいあるのかを見ていきます。そしてもし数が多すぎるようなら減らしていきましょう。 タオルなどは何度も使ってごわごわした肌触りになっていたり、色合わせていたりしたら手放しどき。使わないでずっと引き出しの奥に入ったままになっているヘアムースなどがあれば、劣化している恐れもあるので、自治体の処分方法にしたがって捨てましょう。 細かいアクセサリーなども、いつの間にか数が増え、使わなくなっているものがあります。この機会に適量を考え、数を見直してみましょう。

 

3.収納アイデア1|小さいものは仕切り付きケースが使いやすい!

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種類毎にまとまったら、いよいよ収納する位置を考えていきます。 収納アイデアですが、髪留めやクスリなどの小さいものは仕切り付きのケースなどを使って収納するとバラバラになりにくく、また使う時にも選びやすいです。場所は浅めの引き出しに入れると見やすいのでおすすめ。もし手持ちのケースがなく新たに購入する場合は、事前に引き出しのサイズを測って置いて、引き出しに合うサイズと持っているモノが収まる大きさのケースを選ぶようにしましょう。入浴剤などは箱から出して、ケースに並べて入れた方が見た目もスッキリしますよ。

 

4.収納アイデア2|形が色々なものは、種類毎にカゴでひとまとめ

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容器の形がバラバラな洗剤類などのストック品は、種類毎に分け、かごにまとめて収納しましょう。 特に、シンク下などの扉付きの収納場所は、奥行きがあるのでデッドスペースが生まれやすい場所。かごにまとめて収納することで、奥にしまったアイテムもかごごと手前に引き出せるので、使いやすさが格段にアップします。 ただし、目の届きにくい足元の収納スペースに、かごにまとめてしまうと、しまったアイテムが家族などにわかりづらいことも。かごの前面にテプラやマスキングテープを使ってラベリングをしておきましょう。「洗剤類」「洗濯グッズ」など、カテゴリーの名前があるだけで、中に収納したものが把握しやすくなるうえ、散らかり防止の効果もあります。

 

5.収納アイデア3|洗濯機などの上に収納を増やす手も

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もし洗面所周辺の引き出しや棚で収納が足りないような場合は、洗濯機の上に収納ラックをたす方法があります。 洗面所はもともと限られたスペースなので、洗濯かごなどの収納用品を床に置くと、家事動線などが悪くなることが。間取り的にスペースがない場合は、洗濯ラックなどを設置しましょう。 ただ、洗濯機が縦型の場合は扉が上開きなので、収納棚は高い位置にくることになります。使う人のことを考えながら、収納するものを決めるといいでしょう。 収納ラックにはS字フックなどを取り付けることで、ドライヤーや掃除ブラシなどをひっかけて収納できるようにもなります。

 

まとめ


いかがでしたか?収納の方法はいろいろありますが、サニタリーをすっきり使い勝手よく収納する秘訣は、モノの量を多くしすぎないこと、使ったら元の場所に戻すルールを守ることです。 家族みんなで使う場所ですので、しっかりモノの定位置を決めて、朝の忙しい時間でもみんなが気持ちよく快適に使えるようにしたいですね。

 

文/笹田奈美子