ママたちの青春時代は「バレンタインデー」に好きな男の子にチョコを渡し、「ホワイトデー」にお返しをもらうのが王道スタイルだったのではないでしょうか。でも最近の女子たちの間では「友チョコ」なる小分けスイーツを、女の子同士で贈りあう大イベントに変化しています。そんな小学生の「友チョコ」事情に悩むママたちのお話です。

 

お手伝いは結局、親が…(なつみさん/35/不動産)

小学校4年生になるうちの娘、毎年やってくる「バレンタインデー」と「ホワイトデー」のたびに、こっちが頭を抱えています。娘の学校ではなんと、同じクラスの女子全員に手作りお菓子を配るのです。 数十個のお菓子となれば、材料やラッピングの費用もバカになりません。いくら娘が得意とはいえひとりで作らせるのは心配だし、結局手伝うハメになりますが、働いているとなかなか大変で。

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その日は近くの実家で娘がお菓子を作り、私も仕事帰りに合流して、ラッピングや後かたづけに大わらわ。翌日、大きな紙袋をもって登校する娘を見つつ、(もう来年は勘弁してほしい!)と思っています。 しかもチョコだけでなく、「親友」と呼び合う仲間うちでは特別に「プレゼント交換」まであるんです。2月の一大イベントに向け、年が明けるとショッピングモールやデパートにつき合わされます。 「これはどうか」「あれはどうか」と真剣にプレゼントを選ぶ娘ですが、旦那に似て優柔不断なので「見るだけ」が続き…この行事、いつまで続くんでしょうか。