■マウンティングママとは、「理解してほしい!」気持ちが強い人

相手がマウンティングママであっても、周囲の状況によっては「うまくやっていかないと、自分にとってもデメリットが発生する」ようなケースがあります。 たとえば一緒に役員仕事をこなしている場合や、自分自身も相手にお世話になることがある場合には、「ただ距離を置く」だけでは、問題が解決できない可能性もあるでしょう。 こんなときには、「なぜ相手がマウンティングするのか?」という点に注目してみてください。マウンティングママは、「私って本当はすごいのよ!」ということを、周囲に知らしめたいママのこと。「周囲の人に自分を理解してもらいたい!」という気持ちが、人一倍強い人のことだとも言えます。 こうした視点で相手のことを見つめ直してみると、「あぁ、寂しいのかな?」なんて、これまでとは違った目線で相手のことを見られるようになるかもしれません。

 

■悪口には同調しないこと

マウンティングママの中には、特定のママよりも優位に立つために、周囲に対して悪口を広めるような人もいます。「あの人って○○なんでしょ?」なんてうわさ話を広めることで、相手の印象を悪くして、相対的に自身の価値を高めようとしているわけですね。 このような場面では、マウンティングママに安易に同調するのはオススメできません。深く考えず「そうだよね」なんて返事をしてしまうと、いつの間にか、自分の方が悪者に……なんてことも、十分に考えられます。 悪口を振られたときには、「私はよくわからないなぁ」「そんなこと感じたことなかったわ」なんて、曖昧に話を濁して、切り抜けるのがオススメです。いつの間にか「悪者の主役」に仕立て上げられないよう、注意しましょう。

 

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■まとめ

女性社会において、マウンティングは身近なもの。「ママになってまで、まだこんなことで悩むなんて……」と困惑してしまう方も多いのかもしれませんね。しかも「ママと子ども」がセットで行動することが多い時期には、「自然に距離を置きたいけれど、どうしよう……」なんてお悩みも発生しがちです。 とはいえ、ママと子どもがべったり一緒に過ごす時期は、ごくわずかなもの。子どもは子ども同士、自然と自分の人間関係を広げていきますし、気の合わないママとは疎遠になっていくでしょう。 もしもマウンティングママに遭遇してしまったら、その取扱説明書をしっかりと頭に入れた上で、賢く立ち回ってみてくださいね。余計な敵を増やすことなく、平和に過ごせそうですよ。