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会社に出社するのはいつも始業時間ギリギリだったり、もしくは遅刻してしまったりと、遅刻するかどうかの毎日が当たり前になっていることはありませんか。遅刻癖がついてしまうと社会的な信用も低くなり、出世や昇進も危ぶまれます。 遅刻癖のある人は、プライベートだとさらに大幅に遅刻することが平気になっており、友人関係にも悪影響を及ぼしています。周りに大きな迷惑をかけてしまう遅刻癖は、自覚を持って改善しなくてはなりません。どのようにすると遅刻癖が治せるのか、対処法について紹介します。

■目覚ましを早めにセットする

遅刻癖を治したいと思うなら、目覚ましをいつもの時間より早めにセットするようにしましょう。 ギリギリまで寝るクセがついているので、少し早めに起きるだけで余裕をもって出掛けられるようになります。 絶対に遅刻しないと思い、いつもより1時間近く早めに目覚ましをセットする人もいますが、逆に時間に余裕があると思い、二度寝してしまうことがありますので、15分程度早めにセットするようにしたほうが良いでしょう。 起きてから出掛けるまで身支度に時間がかかり、いつも遅刻するという人であれば、少し早めに起きることで遅刻を改善できます。

■寝る時間を早める

遅刻するのは、朝起きられないのが原因という人も多いことでしょう。早く寝なくてはと思いながら、つい夜中までスマホをいじったり、テレビを見ている人もいるのではないでしょうか。 ぐっすり睡眠をとることができれば、朝もスッキリ目覚めることができます。その日に必ずやらなければならないこと以外は、休みに行うようにするなどして、早めに寝られるよう工夫しましょう。 いつもより1時間早めに寝るだけでも、翌日の体調も大きく変わります。寝不足だと出社しても頭がボーッとしたままで、午前中は使い物にならないという人もいることでしょう。また、昼食後は睡魔に襲われ、仕事に集中できないこともあります。 睡眠不足は会社に遅刻してしまうだけでなく、仕事にまで支障をきたしてしまうので、意識的に早く寝るように心がけましょう。

■家族に協力してもらう

目覚ましをセットしていても、どうしても朝起きられないという人もいます。また、時間に余裕を持って起きているのに、なぜか時間ギリギリになってしまう人もいるのではないでしょうか。 こうした人は出掛けるまでの時間の逆算ができないため、ギリギリになって焦って用意を始めてしまいます。 自分で時間のコントロールができない場合、家族に協力してもらうようにしましょう。目覚ましで起きられないのなら家族に起こしてもらう、出掛けなくてはいけない30分前には家族に声掛けしてもらうなどして、遅刻を改善していきましょう。 一人暮らしをしている場合は、モーニングコールをかけてもらうと良いでしょう。朝の時間割を部屋に貼っておき、何分まで朝食を終える、何分まで身支度を終えるなどスケジュールを書いておくと、あと何分といったように意識的に行動できるようになります。

■時計を早める

家の時計を10分早めてみると、意外に早く出掛けることができます。出掛けなくてはならないギリギリの時間に出たとしても、実際はそれより10分前に家を出ているので、遅刻にならずに済みます。 しかし気をつけなければならないのが、時計を早めていることになれてしまうことです。10分早いからあと10分あるといったようになってしまうと、結局はいつもどおりギリギリになってしまうので意味がなくなります。 早めている時計で行動することを心がけていると、時間に余裕をもって出掛けられるようになります。

■二度寝をしない

遅刻癖の多い人は、つい二度寝をしてしまうことが多いかもしれませんね。特に冬の寒い日は暖かい布団の中から出てくるのがつらいため、あともう少しだけと布団にくるまっていると、いつの間にか二度寝をしています。 二度寝を解消するには睡眠を多くとる、または暖房を目覚ましの30分前にセットしておき、起きてすぐ行動できるように部屋を暖めておくことです。 起きても寒くて動けないのなら、すぐに温かい飲み物を飲んで体を温めましょう。温かい飲み物を飲むと、体も少しずつ目覚めてきますのでおススメです。