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「つっぱり棒」は100円ショップで手軽に手に入れることができますので、お部屋の間仕切りや収納に使ったことがある方は多いのではないでしょうか? つっぱり棒は縦にしても横にしても使うことができるため、アイデア次第でいろいろな使い方ができるとても便利なアイテムになります。 そこで、驚くほど優秀なつっぱり棒の活用テクニックをご紹介したいと思います。

◆つっぱり棒を取り付ける際の注意点

つっぱり棒の活用テクニックをご紹介する前に、まずは、つっぱり棒を取り付ける際の注意点について確認しておくことにしましょう。 つっぱり棒を取り付けてもズレ落ちてしまったりしては、何にもなりませんよね。ズレを防ぐためには、取り付ける壁面や天井、床の汚れ、水分、油分をシッカリと取り除いておくことは大切です。 こうしたひと手間をかけることで取り付ける面とつっぱり棒の間に摩擦が起こってズレを防止することが可能になります。 そして、取り付ける際には、つっぱり棒は取り付け面に対して垂直に取り付けることも重要なポイントになります。 つっぱり棒を取り付けるの向いていない素材などもあります。壁や天井などの素材がベニヤ板や石こうボード、有孔ボードなどのような強度の低い場合や、表面が平らでなくデコボコしているケースはつっぱり棒の取り付けには向いていません。 また、一見すると問題なさそうに見える板壁の場合も、中に芯が入っていないケースもつっぱり棒を取り付けるのには向いていないと言われています。

◆シューズボックスで使用して収納量をアップ

シューズボックスに靴を並べて収納していると、あと数cm収納棚が広ければ良かったのに…と思うことはありませんか? そんなお悩みもつっぱり棒を使うことで解決可能です。収納棚の上部スペースの奥側につっぱり棒をセットします。 そして、互いに違いにつっぱり棒に立てかけるように置く靴と収納棚の棚に置くようにします。 このように靴を収納することで、片足分以上のスペースを確保することが期待できます。 広めの幅の靴や、紳士用の靴を収納して、片足分棚の広さが足りないケースには、つっぱり棒を使ったこの収納方法は特におススメです。

◆引き出しがハンギングホルダー収納に変身

引き出しに物を収納するとき、どんな風に収納していますか?上に重ねて収納してしまうと、下側に何が収納しているか分からなくて探すのに苦労してしまうことがあります。 そんな時には、何が収納されているか分かりやすいように、ハンギングホルダー形式の収納方法を応用してみてはいかがでしょうか? 引き出しの両端にそれぞれ1本ずつつっぱり棒を取り付けます。端は少し空間を空けておくようにしましょう。 そして、収納するものは、ジップ袋に入れて収納するようにします。ジップ袋の左右の端にひとつずつ穴を開けます。開けた穴にそれぞれカードリングを通します。そして、カードリングの両端を2本のつっぱり棒にそれぞれ通していきます。 ハンギングホルダー形式の収納にすることで、薄いものを収納する際に上に重ねて収納する必要がなくなる上に透明なジップ袋を使用することで中に何を入れているか、簡単に確認することができるようになるでしょう。 ジップ袋の中に何を入れたかすぐに分かるようにしたい場合は、インデックスを袋の上部に貼りつけて中身を記入しておくことで探すのがさらに便利になります。