日本酒のお酌には驚きのマナーも!


ビジネスパーソンにとっては、上司がいる飲み会や取引先の接待などでお酌をする機会も多いはず。お酒の席でスマートに振る舞えば、もしかすると相手の印象も変わってくるかもしれません。ここからは、“お酌のマナー”をみていきましょう。

 

まずは一番お酌する機会が多そうな瓶ビールの注ぎ方。よく言われているのは、ラベルを上にして注ぐ方法です。ビールは勢いが強すぎるとグラスが泡ばかりになってしまうので、注意しながら注ぐと良さそう。

 

また最近は、日本酒に使う徳利(とっくり)のマナーがネット上で大きな話題になりました。その内容は、「徳利は注ぎ口を上にして反対側から注ぐ」というもの。徳利といえば、注ぎ口は一部を尖らせて注ぎやすい形状をしていますよね。その部分をあえて使わずに注ぐのがマナーだとする説が浮上。

 

しかしこれに関しては、「ほとんどの人が知らないようなことをマナーだと言われても困る」「合理的でないマナーは、時に失礼な印象を与えてしまうのでは?」と指摘する声も上がっていました。徳利のマナーは、実践せず話のネタにする方が場を盛り上げてくれるかも。

 

マナーの大前提にあるのは、「相手に不快な思いをさせない」という姿勢ではないでしょうか。たとえマナー違反になっていたとしても、誠意をもって接することを忘れないようにしたいですね。

 

文/内田裕子