先日、「あなたも今日からすぐ実践できる! 「つい怒ってしまうときの魔法の言い換え」を試してみよう!」という記事を書きました。 今回の記事は、その後の「実践編」です。

 

こちらの書籍や、他にも学んだことを実践して、以前より怒る頻度が本当に減りました。

「怒らない」育児ができたら、我が子はもちろん、わたしもハッピー!

 

「イライラしないで楽しく子育てしたいのに、なかなかできない・・・」

そんな悩みを抱えているお母さんは本当に多いと思うので、わたしの体験談がお役に立てば、とても嬉しいです。

 

<はじめに>

以前、“レコーディングダイエット”が流行ったのを覚えていますか? 食べたものを記録するだけで、それを見返すだけで、「こんなに食べていたんだ!」と気づくことができ、結果的に食べるものをコントロールすることができる、という方法です。

 

これを「怒りの感情」に応用してみましょう! 名付けて、“イライラレコーディング”!! 怒ってしまったことを、携帯のメモでも何でもいいので、まずは気軽に記録してみます。

 

ここでのポイントは、

・子どもの行動

・自分がとってしまった行動と、子どもにぶつけてしまったセリフ

だけでなく、

・そのときの自分の状況

についても記録しておくこと。

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これね、やってみると分かるんですが、「食べたもの」と同様に、読み返すとか~なり、落ち込むんですよ・・・

「こんな些細なことで怒っちゃった、私。。。」って。 それでも、そこで落ち込む必要はありません! そんな自分も愛しいわたし♡目をそらさず、自己否定せず、向き合っていきましょう♪

 

これについては、下記の●実践編・その3で詳しくご説明しますね。

 

では、いよいよ実践編です!

 

  • 実践編・その1「歌を歌う」
 「怒りの感情」はエネルギーなので、無理に抑えることができたとしても、いずれ爆発してしまいます。 こうなると、ますます自己嫌悪に陥ってしまうだけなので、「我慢する」ことはやめましょう! とはいえ、そのエネルギーをぶつけられた子どもや旦那さんからしてみたら迷惑なだけ・・・ ここでは、私が実践してみて、とても効果のあった方法をご紹介しますね。

 

(状況)

5歳の息子がワガママを言い、ふんふんと鼻を鳴らし騒ぎ始める→その声にイライラする

(対策)

ここで、大声で歌を歌います!

(結果)

いつもなら、「いい加減にしなさい!その声イライラするからやめてっっ」と、さらにデフレスパイラルに陥る状況が、突然歌を歌いだした母にビックリして泣き止み、むしろ面白がられました(笑)

 

ポイントその1

歌の種類は、バラードではなく、テンション高くノリのいい曲がオススメ。 大好きなアーティストなど、聞くだけ・歌うだけでゴキゲンになっちゃうような、歌詞も丸暗記しちゃうくらいの大好きな歌だと効果的です。

 

ポイントその2

これを突然やろうとしても、まずできないんです・・・ 怒りの言葉を口からついて出す方が、慣れているから。 脳は保守的なので、昨日と同じことを今日もする方が、居心地がいいんですね。 この脳の仕組みを変えるのはなかなか難しいので、「こうなったらこうしよう」と、事前にイメージしておきます。 イメージだけでなく、ストーリーにしてメモ書きして、冷蔵庫など、目につくところに貼っておきます。

 

“イライラレコーディング”を実践していくと、自分の傾向が分かります。 それに対する、「こうだったら優しいお母さんだな」という内容を自分なりにアレンジして、「今度こうなったらこうしよう」と具体的に用意しておきます。 イメトレする時間は、子どもと笑顔で遊んでいるときや眠る前など、穏やかな時間だと、潜在意識に刷り込みやすいです。 イザその状況になったら、その行動をシナリオ通りに実践すればいいだけ! 私の場合は、「この歌を歌おう!」と決めていたので、むしろ歌える状況が来ることが楽しみなくらいになっちゃました!?

 

子どもにも事前に伝えておきました。 「お母さん、あなたのこと大好きだから、怒りたくないの。でも、どうしてもイライラしちゃったときは一人で勝手に歌を歌ってるから、気にしないでね」って。 それを聞いた我が子、「なにそれ~!?」と笑っていましたよ。(笑)

 

子どもも、ただ疲れていたり眠かったりで意味もなくグズっている、ということも多いので、子どものこころをうまく切り替えてあげられるといいですね。

 

<まとめ>

この方法は、「怒りのエネルギーを別のエネルギーに置き換える(子どもや旦那さんにぶつけない)」ことが目的なので、別に歌でなくても、他のことでもいいんです。 「あ~~イライラする~~っっ!!」と天井や空に向かって叫ぶのでもいいし、「(ご自宅にあれば)サンドバックを殴る」でも、「王様の耳はロバの耳ごっこをする」でも、何でもいいわけです(笑) 「あとでカラオケに行く」とかではなく、イラッとしたその場で、一瞬で発散できるお気に入りの何かを、ぜひ見つけてみてくださいね。

 

  • 実践編・その2「そもそもそれは、怒ること?」

子どもを怒ってしまうシチュエーションって、いろいろあります。 でもそれって、本当に「怒る」ことでしょうか?

 

たとえば、

・お風呂あがりにパジャマをすぐ着ない

・きょうだい喧嘩をする

・忘れ物が多い

・部屋が散らかっている

などなど。。。

 

基本的に、「命にかかわらないこと」「他人に迷惑をかけること」以外は、それほど目くじらをたてて怒らなくてよいことだったりします。

 

きょうだい喧嘩が頻繁でも、部屋が汚くても、「そこからの学びはたくさんある!」「元気ならそれで良し!」そう思えたら、ココロが少し軽くなりませんか?

 

綺麗な部屋で暮らし、忘れ物もしない優等生は確かに素晴らしいですが、汚い部屋でも、いつも時間ギリギリだとしても、それでも仕事ができたり生き抜く強さがあるほうが、人間力につながるかもしれません。

 

「しつけ」をしなくても、子どもは自分の力で何とかしていくものです。 むしろ、お母さんが少しくらいズボラな方が、子どもはしっかり育つかもしれません(笑)。 「子どもの生きる力」を信じて見守り、必要があるときだけ手を差し伸べてあげられたら、子どもものびのびと成長することができますね。

 

  • 実践編・その3「まずは自分自身を満たすこと」
 冒頭でご紹介した“イライラレコーディング”。 「そのときの自分の状況を記録する」ことが何より大切な理由・・・ それは、「怒りの原因は、子ども自身ではなく、自分のココロやカラダの状況にある」ことが圧倒的に多いから。 同じ言動を子どもがしても、優しく諭せるときと、カッとなってしまうときがあります。 その違いは、自分自身が、

・疲れている

・お腹がすいている

・急いでいた

・仕事で嫌な事があった

など、心の状態が大きく影響します。

 

その対策として大切なのは、「まずは自分自身を満たすこと」。 いつも頑張っている自分を褒め、認めてあげられたら、ココロが楽になりますよ~! 疲れを溜めないようにしたり、時間に余裕を持つことも大切ですが、それができない自分も丸ごと認めてあげましょ♪

 

シャンパンタワーって、上から順番に注ぎますよね。 あの一番上が自分であり、家族であり。 一番上から満たしていくからこそ、下のグラス、つまりお友達や仕事仲間、お客様などに余裕を持って接することができるのです。

 

つい自分のことは後回しになってしまうのがお母さんの性ですが、お母さんだって人間だもの。 やりたいことをしたり、たくさんご褒美をあげたり、まずは「自分自身を満たすこと」を、引け目を感じることなく、やってみてくださいね。

 

以上、「今日から怒らない母になる!」実践編でした。 ぜひ、お試しくださいね!

CHANTOママライター/ささきけいこ