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インスタやツイッター、ラインにフェイスブックなど、SNSの世界を満喫している!という方も多いですよね。生きている間は、非常に便利なもの。他者とのつながりも、存分に楽しめることでしょう。 しかし利用者が亡くなったあと、残された家族にとっては「アカウントをどうしよう……」なんてお悩みが発生する可能性も。 もはや誰にとっても他人事ではない問題だからこそ、知識を身につけて適切に対処しましょう。インスタグラム、ツイッター、フェイスブックにライン、身近な人が亡くなったあとの、アカウント削除方法を紹介します。

 

■インスタグラムのアカウント削除法

インスタグラムにおいては、利用者が亡くなったことを報告することで、「追悼アカウント」へと変更することができます。 追悼アカウントになると、誰もログインできない状態になりますが、亡くなった方が生前に投稿した内容を、シェアしていた人は引き続きチェックすることが可能となります。一方で追悼アカウントになれば、インスタグラム上に表示されることはなくなり、プライバシーを守ることができます。 また故人の近親者であれば、アカウントの削除を、インスタグラム側に要求することもできます。 この際には、以下のような書類を用意して、専用フォームから要請しましょう。 ・亡くなった方の出生証明書


・亡くなった方の死亡証明書


・亡くなった方またはその財産の合法的代理人であることを示す法的文書 申請が通れば、アカウントの削除が行われます。

 

■ツイッターのアカウント削除法

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続いて、ツイッターのアカウント削除法を紹介します。 故人のツイッターアカウントは、権限のある遺産管理人または故人の家族からの依頼によって、削除手続きが開始されます。 まずは「Twitterのプライバシーポリシーについてのお問い合わせ」から、報告対象アカウントの詳細を伝えます。 個人のユーザー名と所有者の名前、そして報告する人の名前や、故人との関係性を報告しましょう。 その後、ツイッター側からその後の手続きに関する詳細メールが届きます。その案内に従って、以下のような書類を揃えて、手続きを進めていきます。 ・報告する人の、身分証明書コピー


・故人の死亡証明書のコピー インスタグラムと比較すると、少しまどろっこしい方法にも思えますが、間違いや不正を防止するために、必要な手順だとしています。