結婚と同時に、嫁と義理の両親との関係性はスタートします。 できればうまくやっていきたいけれど……距離感やコミュニケーションの取り方について悩む女性は、決して少なくありません。 知らない内に地雷を踏んで、嫁姑戦争にまっしぐら……!なんて状況だけは、避けたいものです。 義理の両親とうまく付き合っていくためには、どのようなコミュニケーションを心掛けるべきなのでしょうか。心地よい関係を築くためのコツを紹介します。
■感じの良い態度を心掛けよう!
義理の両親と良い関係を築くためには、まずコミュニケーションの基本のところから攻めていきましょう。 義理の両親以外でも、「いつもムスッとしていて、不愛想な人」に対して「話しかけづらいなぁ」と思う方は多いはず。義理の両親の前で、自分自身がそうなっていないかどうか、まずはチェックしてみてください。 義理の両親との会話の中で、気の利いたことが言えなくても大丈夫です。ただニコニコと楽しそうな雰囲気を伝えるだけでも、きっと嫁としての評価はアップするはずですよ。 またときには、嫁として「一言言いたいこと」や「これだけは伝えなければならないこと」が生まれることもあるでしょう。 こんなときには、夫の口から伝えてもらうことで、「感じの悪い嫁」にならずに済みます。 「ただでさえ気を遣う義理の両親と、何を話せばよいのかわからない! ただニコニコしているのもしんどい……」と思ったときには、事前に「人見知りで、いつもこんな感じであること」を伝えておくのもオススメです。 「わざとそうしているわけではない」ということが伝わるだけでも、印象で損をする可能性を減らせることでしょう。
■積極的に伝えたいのは「夫の褒め言葉」
義理の両親とのコミュニケーションを円滑に楽しむために、ぜひ活用したいのが「夫に対する褒め言葉」です。義理の両親にとって、夫は可愛い息子ですから、褒められて嫌な気分になることはまずありません。 「息子の良いところをきちんと理解してくれている嫁」は、義理の両親の印象も良くなりやすいです。ときどき多少失敗してしまうことがあっても、大目に見てもらえる可能性も高まりますよ。 「夫を褒める」ということは、義理の両親との会話のネタがなくて困ったときにも、救世主になってくれます。 「そういえばこの前、こんな出来事があって、そのときに夫がこんなことをしてくれて……」なんてコミュニケーションをスタートすれば、きっと義理の両親も、「そうそうそうなのよ!」なんて、会話に乗ってきてくれるはずです。 義理の両親と嫁にとって、最大の共通項である「夫」を、うまく活かしてみてくださいね。
■先輩妻たちが思う「最強のコツ」は、適度な距離感!
義理の両親と円滑なコミュニケーションを楽しみ、良い関係性を築いていくためには、「程よい距離感」をキープすることも大切なポイントとなります。たとえ本当の家族であっても、距離感が近すぎれば、いさかいも増えるのが自然な流れです。 義理の両親は、もともとただの他人ですから、無理に近付きすぎようと思えば、強く反発してしまうのも当然のこと。両方が「無理をせず、程よい距離感で放っておく」ということが、コミュニケーションのコツでもあるのです。 ・帰省し過ぎない
・お互いの生活に干渉し過ぎない
・相手の考え方を尊重する 毎日のように義理の両親と顔を合わせていると、コミュニケーションそのものが嫌になってしまう可能性も高いです。しかしその頻度が限られている場合には、「よし!」と頑張れる女性も多いのではないでしょうか。 普段の生活の中で距離感を意識する一方で、「冷たい嫁」と思われないためには、以下のテクニックを駆使するのがオススメです。 ・子ども(義理の両親にとっては孫)の写真を定期的に送付する
・実家に行くときには、できるかぎり子どもも一緒に
・記念日のお祝いは欠かさない
・何かをしてもらったときには、きちんと御礼を伝える 的を絞ってコミュニケーションを楽しむことで、心の負担も軽減できます。