■「実物見て決めたい」派にオススメの、量販店で安く購入するためのコツ
配送や設置、延長保証を意識しない小型の家電製品については、やはりネットの方が価格は有利です。とはいえ中には、「実物を見て、あれこれ悩みながら決めたい」という方もいるでしょう。このような場合には、量販店ならではの安く購入するためのコツを実践してみてください。3つのポイントを紹介します。 1.ポイントを駆使する 多くの家電量販店には、独自のポイントシステムがあります。ポイントを使って消費者の購買意欲を高めると共に、お得感へとつなげている、というわけですね。 同じ10万円の製品を「現金9万円」と「現金10万円+ポイント1万円分」で提供するのでは、量販店にとって全く異なる意味を持ちます。進呈したポイント分は、「量販店のみでしか使えない」わけですから、次回のショッピングにおける顧客の囲い込みにつながる、というわけです。この「顧客の囲い込み」を重視する企業では、「現金値引きは難しいけれど、ポイント還元でなら頑張れる」ということが多々あります。 普段からそのお店を使っているのであれば、「もらったポイントの使い道に困る」ということもありません。次回のお買い物で、お得なショッピングを楽しめることでしょう。もしポイントシステムを採用している量販店であれば、そのシステムを駆使することが、できるだけ安く購入するためのコツとなります。 2.まとめ買いを検討する ネット通販においては、いくつかのアイテムを同時に購入したところで、自動で料金が計算されるのみです。しかし量販店で担当者と交渉している場合には、「全部買うと、いくらになりますか?」と対応をお願いできるでしょう。 もちろんどの程度の割引率を提示されるのかは、お店や担当者によっても変わってきます。しかしもともと購入予定のものであれば、聞いてみて損はありません。 3.家電それぞれの「安くなる時期」を狙う 家電にはそれぞれ新モデル発売の時期があり、それに合わせて旧モデルの価格は下落していきます。その差は非常に大きく、わずか1年で10万円以上値下がりするケースもあるのです。 家電それぞれが安くなる時期を見極めて行動するだけでも、お得度はぐっと高まります。また量販店の方が、「展示処分品」や「アウトレット品」など、特別な事情で安く販売される商品に出会える可能性も高いでしょう。
■まとめ
家電製品を購入するときには、ネットと量販店、どちらの方が安いのか?と気になる方も多いことでしょう。小物アイテムや、最低限の配送・保証を希望する場合には、ネットの方が安い可能性が高いです。一方で「かゆいところに手が届くサービス」を期待するのであれば、実は量販店の方に軍配が上がるケースも少なくありません。 長く利用する家電製品だからこそ、「価格」はもちろんのこと、購入後の「サービス面」においても納得できる方法を検討してみてくださいね。