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■挨拶の方法とは

会社規模によっては、挨拶の方法も異なってきます。規模の小さな会社であれば、全ての人に直接会って挨拶することもできますが、人数の多い大規模の会社となるとそうもいきません。 また、取引先の数が多い場合も、全ての人に対面で挨拶できないこともあります。 産休前の挨拶は口頭とメール、そして電話で伝えることができます。 ・口頭 直属の上司や同じ部署の仲間には、顔を見ながら直接挨拶したほうが良いでしょう。 自分がいないときにバックアップしてくれる仲間がいるからこそ、安心して産休に入れます。産休中にお世話になることを考えて、感謝の気持ちを伝えましょう。 社外の人の場合、相手との関係性によっては訪問して口頭で挨拶したほうが良い場合もあります。 後任がいる場合は一緒に訪問して、挨拶がてら紹介しておきましょう。 最終出社日を必ず伝え、仕事に復帰する予定があるなら明確な復帰予定日は伝えず「復帰したらまた連絡します」と伝えておくと良いでしょう。 ・メール 社内にメールで挨拶をする場合、同じ部署や関係部署などの社員全員に一斉送信するようにしましょう。 同じ部署の人や一緒に仕事をする頻度が多い人には、メールだけで済ませるのではなく、口頭でも挨拶をするようにしましょう。 特にお世話になっている人や後任者には、産休に入ってから個別に挨拶メールを送っておくと、産休中も連絡をとりやすくなるのでスムーズに復帰できることでしょう。 社外の人には基本的にメールで挨拶をするのがおすすめです。対面だと相手に気を遣わせてしまうこともありますので、メールで報告したほうが良いでしょう。 後任が必要な場合は必ず後任者の情報を記載し、後任者からもメールを送らせるようにします。 最終予定日は相手が一番知りたい情報なので、必ず忘れずに記載するようにしましょう。 ・電話 他の支店に勤務している同僚や元上司などの場合、メールだけの連絡だと冷たく感じるかもしれません。 お世話になっている相手なら、メールと併せて電話を入れておくほうが良いでしょう。 社外の人の場合、メールだけでも構いませんが、密な付き合いをしていたなら電話で挨拶をしておいたほうが好感を持たれます。 電話で挨拶する場合は相手の都合もありますので、先にメールで挨拶を入れる際に、後日電話で連絡をする旨を伝えておき、電話の挨拶は手短に済ませるようにしましょう。