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女性にとって、嫌いな家事はいつ何時もついてまわる、質の悪いストーカーみたいなものですよね。 台湾やタイなど、アジア圏のいくつかの国では、家で食事を作る習慣がなく、台所のない家も多いのだとか。 もちろん好きな人はいいのですが、料理、掃除、洗濯と、家事の負担はどうしても女性側に重いのが今の日本。 そこで、週1でやる習慣をつけることで、日々の家事が楽になるテクニックを集めてみました。

1.料理は「前倒し」が楽ちんの秘訣

働く女性や子育て真っ最中の女性にとって、料理は手を抜きたくても抜けない家事の1つ。 やっぱり夫や子どものために、おいしくて栄養のあるご飯を食べてもらいたいですからね。 ただ、仕事から帰ってきて1から調理をするとなると、たとえ野菜炒めでも、それなりに時間がかかります。 そこで、休日やスキマ時間など、まとまった時間が取れるときに、料理の「前倒し」をすることで、毎日の料理がとても楽になります。 ①1週間の献立をあらかじめ決め、買い物をしておく。 これは家計の節約にもなるのでオススメです。 もちろん、副菜や汁物まできっちり決める必要はありませんが、主菜を決めておくと、買うべきものも決まりますので、買い物の時間も短縮できます。また食材を余らせてしまうこともありません。 ②料理の下ごしらえをしておく。 一番面倒くさくて、時間のかかる料理の下ごしらえ。 休日のご飯を作るついでに、準備してしまいましょう。 一番簡単な下ごしらえは、野菜を切っておくこと。 例えばキャベツを料理のたびに1枚ずつはがして使うよりは、千切り、塩もみ、ざく切りの3種類を作っておいて、冷蔵庫に入れておけば、当日はまな板も包丁も使わずにすみます。 洗い物も減りますので、片付けも楽です。 その他、 ・キノコ類は軸を取ったり、小分けに切ったり割いたりしておき、冷凍しておくとうま味も増します。


・玉ねぎはみじん切りにし、レンジでチンして冷凍しておけば、チャーハンやハンバーグなどに使えます。


・じゃがいもは大き目に切ってレンチンしたものを冷蔵しておけば、ポテトサラダやソテー、シチューやカレーの 材料として長時間煮込む必要がなくなります。 平日の食事の準備が大変で、という方、ぜひ試してみて下さい。