室内遊びを楽しくする「何して遊ぼうか!?」袋
寒い日が続くと室内にいる機会が増えますね。
そうなると、大変なのが3人の子どもたちとの過ごし方!
放っておくときょうだい喧嘩が勃発するし、「つまんない〜!」を連発されてしまいます。
そこで、家にいるからこそできることを楽しんでもらおうと、遊び選びが楽しくなるアイテムを作ってみました!
名付けて、「何して遊ぼうか!?」袋。
まず、何でもいいので袋を用意。
我が家では、余っていた色画用紙を使って封筒風にしました。
この中に、遊びたい内容を書いた用紙を入れていきます。
例えば、
・四角い積み木を積み上げて、天井まで届くかな?ゲーム
・家の中で宝探しゲーム
(お題!「長いもの」。お箸でもサランラップの芯でも、長いものを3つ集めた人が勝ち。)
・だるまさんころんだ(室内でもできる面白さ。笑)
など。
我が家はよく、きょうだい間で「なわとびやろう!」「紙芝居がいい!」などと遊び選びの段階からケンカになるので、こんなふうに、袋から1人1つずつ遊びを選ぶようにしたら、お互い文句は言えなくなりケンカも解決しました(笑)
例えば育児書などで紹介されているお薦めの遊びなどを読んだら、ここに入れておくと忘れることなくすぐ実践できます。
封筒は、ジャンルごとに色分けしていくつか用意しておき、所要時間を把握。
寝る前まで○分の間にできる遊び、など封筒の種類を揃えておけば、遊べる時間に応じて袋を選ぶことで、終わりの時間を長引かせることなく遊べます♪
用紙に書くのは、短時間で終わるもの。
時間があるときなら、子どもたちの要求にそれぞれ応えてあげればいいので、このアイテムを使うのは、「お昼ご飯を食べたらすぐお昼寝させたい」とか、「〇時に外出したい」というように、タイムリミットが決まっているとき。
そのためのポイントは、「積み木」など広い範囲で書かずに、細かく限定させてしまうこと。
積み木遊びを始めると何時間でも遊べちゃうのが楽しい。
でも、敢えて何を作るか決めておくことで、数分で積み木遊びができ、満足度と達成感も得られます。
子どもたちは、「〇〇ゲーム」とタイトルをつけるだけで、単純な遊びでもワクワクして楽しそう!
何てことないお料理でも、例えば「お母さん特製ふわふわオムライス」などと名前をつけるだけで美味しそう感がアップするのと同じかも(笑)
「つまんなーい!」「何かして遊ぼうよー」と言われたとき、袋をサッと渡します。
もちろん、自分たちで遊びを探して自発的に遊んでくれるのが一番いいのですが、ネタが尽きてケンカ勃発することも多いので、楽しくなっちゃう提案を。
与えられた遊びをその通りにやる、という受け身のスタンスではなくて、ミッション的に袋からお題をひくのがコツ!
キッカケ作りの後は、「なわとびしようとしたら電車ごっこになっちゃった」とか、子どもたち同士で自由に遊びが広がっていくのも面白い!
ジャンケンがまだ難しい3歳でも、平等に遊び選びをすることができています。
このほか、我が家で用意している他のジャンルをご紹介しますね。
●おやつ作り編●
連日ホットケーキやドーナツ作りを提案されると、簡単ながらもそこそこ工程はあり、洗い物も多くてグッタリしてしまうので、超簡単レシピを用意。
・ポップコーン(フライパンで炒るだけ)
・りんごヨーグルト(カットして盛り付けるだけ)
・ふかしイモ(蒸すだけ)
など、数分で作れるものを。
子どもたちにとっては、封筒から紙を取り出す行程だけでもワクワクして楽しいみたいです。
何を作るかきょうだい喧嘩が勃発するのも防げます。
●絵本選び編●
親子の幸せタイムであるはずの、読み聞かせの時間。
せっかく選んでくれた絵本なのに、時間がないとつい、「それ長いー!時間ないからもっと短いの持ってきて!」なんて言ってしまったり、たまには自分の好きな絵本も読みたい!って思ったりすること、ありませんか?
長編モノだと15分くらいかかるので、既に就寝時間を過ぎてるのにリクエストされると要求に応えてあげられないことも多々。
そんなときにも、この袋が大活躍!
・5分程度の長さのもの
・読んであげたいもの
などを入れておくと、読み聞かせのマンネリ化を防げます。
お題に沿って絵本を探す楽しみも。
もちろん、読み聞かせは、子ども自身が「これがいい!」と選んで、お気に入りを何度も繰り返し読むことが大事なので、ここぞというときに活用しましょう! 我が家では、読んであげたい絵本をさり気なく枕元に置いておいたりもします(笑)
●ボードゲーム編●
あれこれ購入したボードゲーム。
つい箱の中に入れたまま、遊ぶのを忘れてしまっているものはありませんか?
そんなときにもこれで解決!
最近遊んでないけど楽しいのに~!と思うものや、算数や漢字の勉強にもなるカードゲーム名を書いておきます。
「これで遊ばない!?」と提案しても素直に受け入れてくれなくなってきた8歳に、とても有効(笑)
ちなみに、この冬休みに我が家がハマったボードゲームが「オーシャンラビリンス」。
迷路を作ってアイテムを目指すゲーム。 迷路を繋げるためにすごく考えるし、絵も綺麗なので私も一緒に遊んでいてとても楽しい♪
全てのアイテムを揃えようとするとクリアまで時間がかかるので、遊べる時間に合わせてカードの数を減らして調整することができます。
他にも、 ワードバスケットキッズ
ハリガリ
など、お気に入りのゲームはたくさんあります♪
●赤ちゃんとのふれあい遊び編●
もともと、このアイテムは、8年前、第一子である長男が赤ちゃんだったときに作ったもの。
初めての育児で、赤ちゃんとどう遊んだらいいのか分からず、遊びのネタもすぐ尽きてしまう。子育て番組のアイデア特集で紹介されていたのを見たのがきっかけでした。
相手は「〇〇で遊びたい」などと言えない赤ちゃんだから、遊びの種類がマンネリ化してしまうのが悩み。
袋の中に、
・いないいないばぁ
・シフォンスカーフで手遊び
・お膝の上に乗せて電車ごっこ
などと書いたものを入れておきます。
自分で選んでもいいし、手先が器用になってくると、赤ちゃん自ら袋の中から取り出してくれるようになりますよ。
ちょこちょこ取り入れたいふれあい遊びこそ、ネタを忘れてしまいがち。
もちろん、お気に入りのものを飽きるほど何度も繰り返すことも大事なので、マンネリして他の遊びをしたくなったときに是非(笑)
冬の室内遊び、親子で充実した時間が過ごせますように♪
CHANTOママライター/ささきけいこ