注射が少しでもポジティブな体験になるポイント


子どもの性格によって方法は変わってきますが、実際に注射がある場合はどのように子どもへ伝えればいいのでしょうか。国立成育医療研究センターの公式サイトには、注射を受けることになった時の説明方法が紹介されていました。

 

まず大事なのは“痛くないなどの嘘をつかないこと”。子どもは親にだまされたことで不信感を抱いたり、何をされるのか分からない状況で注射されることに怒りを感じたりしているかもしれません。「何をされるか知らない」よりも「何をするか知っている」方が恐怖心が少なく、痛みも軽減すると言われています。また「やられた」ではなく「できたよ」という自信を持てれば、注射の体験がポジティブなものに。

 

より分かりやすく伝えるために、言葉だけでなく“ごっこ遊び”を通して教えてあげましょう。子どもが医者役になって実際に人形を使い「診察・注射・優しくお世話」などをすると、遊ぶ過程で“病院は健康を守ってくれる場所”という認識が芽生えるのです。

 

この情報にネット上では、「事前に教えてあげるのは大事なんだね!」「ごっこ遊びなら子どもも楽しんでやってくれそうだから試してみます」と絶賛の声が続出。もしも我が子が注射を嫌がるようなら、無理やり連れて行かずに一度“ごっこ遊び”を試してみては?

 

文/牧野聡子