education201901

冬に出産するママ、赤ちゃんの肌着やウェアを何枚揃えたらいいのか迷っていませんか?

 

「赤ちゃんの着るものは、大人より1枚少なく」と言いますが、寒さが厳しい真冬でもそれでいいのか、反対に着せすぎて動きにくかったり汗をかいて冷えたりするのも心配…。

 

布団を重ねるとすぐに蹴飛ばしてしまうけど、パジャマ1枚で風邪を引かないか気になる…。

 

などなど、赤ちゃんに何枚着せるか悩みは尽きませんが、正解を見つけるため、冬の子育て経験者ママにどうしていたのかを聞いてみました。

 

赤ちゃんの肌着、冬は何枚着せてた?準備した枚数は?


赤ちゃんの首が座るまでは、前開きの肌着とベビーウェアを重ねて温度調節しますが、冬は何枚着せたらいいのでしょう。

 

冬に生まれた赤ちゃんのママに、何枚肌着を買い揃えて、実際は何枚着せていたのかを教えてもらいました。

 

その結果多かったのは、購入枚数は 「短肌着、長肌着またはコンビ肌着を各4~5枚」 という答えでした。

 

何枚着せていたか、という質問に対しての答えをみると、暖かい地方や暖房をしっかり入れているお宅・あまり布団を蹴らない赤ちゃんの場合は短肌着+コンビ肌着やカバーオール(前開き・スナップボタンで足元まで留めるタイプのベビーウェア)を重ねて2枚で過ごすことが多いよう。

 

反対に、築年数の古い一戸建てや、すぐに布団を蹴飛ばしてしまう赤ちゃんでは、短肌着+コンビ肌着+カバーオールやロングベストなど3枚重ねていることが多いようです。

 

「短肌着とコンビ肌着をそれぞれ5枚ずつ。生まれたばかりの時はほとんど外出しないので、短肌着とコンビ肌着を重ねて布団をかけていましたが、すぐ足をバタバタさせて布団を蹴ってしまうので、布団がわりに冬用の厚手のカバーオールを着せてることが多かったです」(Kさん・28歳・1歳のママ)

 

「短肌着と長肌着、コンビ肌着を各3枚用意しましたが、オムツ替えしやすいように短肌着と長肌着を重ねて着せているだけだと、はだけてお腹が出ちゃうんですよね。夏はともかく、冬はちょっと心配なので、結局短肌着とコンビ肌着ばかり使うことになり、コンビ肌着は2枚買い足しました。長肌着はミルクを吐いて汚れちゃったときに、他が洗濯が間に合わなかった時だけ登場してましたね(笑)」(Hさん・27歳・0歳のママ)

 

冬生まれの赤ちゃんのママに共通していた意見は、「長肌着は買わなくてもいい」でした。

 

新生児期の頻繁なおむつ替えには、股下のボタンを留め外しする手間が省けて便利な長肌着ですが、冬に限っては、すぐにはだけてしまう長肌着は寒いので買ったものの使わなかったというママの声が続出でした。

 

赤ちゃんのパジャマは1枚でOK?上に何か着せる?


新生児のうちはパジャマと部屋着の区別はほぼありませんが、生後3ヶ月~半年頃には、生活のリズムを身に着ける練習として、朝起きたら顔を拭いてパジャマ(またはパジャマ的存在の肌着やウェア)から、昼間の服に着替えるようになります。

 

寒い冬の夜、ママたちは赤ちゃんに何枚着せていたのでしょうか?

 

「首が座るまでは、肌着の上にお腹が出ない厚手のコンビ肌着かカバーオールでした。添い寝・添い乳だったので、お互いの体温もあり、布団で十分暖かかったです」(Mさん・33歳・2歳と0歳のママ)

 

「首が座ってからはロンパース(股下でスナップ留め・かぶりタイプの肌着。ボディスーツともいう)に、上下別々のパジャマでした。寝相が悪いので、おなかが出ないことが重要」(Jさん・30歳・1歳のママ)

 

「うちの子はとにかく、寝ているとすぐに布団を蹴飛ばしてしまいます。ベビーベッドで寝かせていて、夜中に気付くのが遅くなると手足が氷のようになっていることもあったので、パジャマの上にスリーパーは必須でしたね」(Rさん・34歳・3歳と0歳のママ)

 

夜寝るときは基本的に「肌着+パジャマ」というパターンが基本ですが、ママのコメントのとおり、添い寝ならそのまま、別々に寝ている場合はスリーパーを着せるという2択になりそうです。

 

まとめ


冬は寒さ対策で重ね着することと、洗濯物が乾きにくいため、ミルクを吐き戻したりウンチやおしっこが漏れたりした時に備えて夏よりも肌着やウェアの枚数を多めに用意しているママが多い印象でした。

 

ただ、新生児用の50~60センチの短肌着はすぐにサイズアウトしてしまうという声も多く、あまり買いすぎるともったいないというアドバイスも。

 

また、暖房している室内で加湿器がわりに干しておけば意外と早く乾くという声もあるので、まずは3~4セットの短肌着とコンビ肌着、カバーオールを用意しておき、汚すことが多いならネットなどで買い足していくのが、冬の「正解」といえそうです。

 

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文/高谷みえこ