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とき、レストランで食事をしているときなど……思わずため息が出てしまいそうですね。

 

「なんとかして泣き止んでほしい!」と思ったときには、こんなテクニックを試してみてはいかがでしょうか。先輩ママたちがオススメするテクニックを、5つ紹介します。

 

スーパーの買い物袋をぐしゃぐしゃする

赤ちゃんを泣きやませたいときには、赤ちゃんの気を引く「音」を発生するのがオススメです。身近にあるアイテムで、持ち運びしやすいのがスーパーの買い物袋。これをぐしゃぐしゃする音を聞かせると、泣き止む赤ちゃんも多いですよ。

 

大人にとっては、「ただただうるさいだけの音」ですが、赤ちゃんには効果抜群。なぜスーパーの袋の音が好きなのかというと、赤ちゃんがママのお腹の中で聞いていた音と近いからだと言われています。

 

スーパーの袋以外にも、

 

  • 掃除機の音
  • ドライヤーの音

 

これらの音は、赤ちゃんが安心する音だと言われています。状況に応じて、発生できる音を選んでみると良いでしょう。

 

とはいえ、公共の場所で赤ちゃんが泣きだしてしまったときには、「スーパーの袋をガシャガシャさせるのに、ちょっと勇気が要る……」なんてママも多いのかもしれませんね。このような場合には、赤ちゃんの好きなガシャガシャ音が楽しめる専用のおもちゃがありますから、ぜひ取り入れてみてください。

 

鏡を見せる

赤ちゃんを泣きやませたいときには、鏡を見せるのもオススメの方法です。突然現れた鏡の中の世界に驚き、戸惑っているために「泣くことを忘れてしまう」のだと言われています。

 

赤ちゃんが「鏡の中の自分の顏」を認識し、理解できるようになるのは、生後1年が過ぎてからだと言われています。この頃になると、鏡の中の自分の表情に注目し、遊ぶことで泣き止むのだと考えられます。

 

それ以前の赤ちゃんの場合、鏡の中の顔を「自分」だと認識できるわけではありませんが、やはり泣き止む効果が期待できると言われています。

 

鏡の中の世界を判断できず、「目の前に突然知らない人が現れた!」と感じるわけですね。泣きたい気持ちよりも驚きや好奇心が勝ることで、赤ちゃんの気持ちを変えることができるでしょう。

 

赤ちゃんの状況を確認してみる

赤ちゃんが泣いていると、焦ったりウンザリしたり……とにかく「なんとか泣き止ませなきゃ!」と思うママも多いのかもしれませんね。

 

しかし赤ちゃんが泣くのには、きちんとした理由があるケースも多いのです。自身の状況や感情を伝えるため、赤ちゃんは「泣く」という手段しか持ち合わせていません。この場合には、ただ闇雲に「泣き止ませるためのテクニック」を使うのではなく、「赤ちゃんの不快感を取り除いてあげること」が、泣き止ませるための近道となります。

 

赤ちゃんが泣く理由としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • お腹が空いた
  • オムツが気持ち悪い
  • 暑い、寒い
  • 喉が渇いた

 

これらの状況を我慢するのは、大人であっても辛いものです。赤ちゃんにとってはなおのことだと言えるでしょう。

 

お腹の具合やオムツの様子は、チェックするのもそれほど難しくはありません。しかしそれ以外は、赤ちゃんの外見から判断するのが難しいかもしれません。

 

赤ちゃんの背中にそっと手を入れてみて、汗をかいているようなら、一枚脱がせるのも良いでしょう。また手足が冷たくなっていたら、着せるものを一枚プラスしてみてください。

 

喉が渇いているかどうかは、実際に水やお茶を与えてみればわかります。いつでもサッとあげられるよう、事前に準備しておくのもオススメですよ。

 

お気に入りの音楽を聞かせる

赤ちゃんには、それぞれが好きな「お気に入りの音楽」が存在しています。泣き出したタイミングで、こうした音楽を聞かせてみるのも良いでしょう。

 

赤ちゃんが泣きやむCMソングや、赤ちゃんが泣きやむCD、赤ちゃんが泣きやむ動画など、現在はさまざまな情報を手に入れやすい環境にあります。事前にスマホに入れておくことで、どんな場面でもスマートに対応しやすくなります。

 

大切なのは、赤ちゃんの好みを、事前に探っておくことです。ぜひいろいろな音や音楽を試してみてくださいね。

 

そっと息を吹きかけてみる

赤ちゃんを泣きやませたいけれど、周りに何も道具がない!というときには、赤ちゃんの顔に、そっと息を吹きかけてみてください。ちょっとした変化ですが赤ちゃんは驚き、思わず泣き止んでしまいます。

 

もちろん効果が長続きするとは限りませんが、また泣いてしまったら、すぐに「ふっ」とできるのがこの方法の良いところです。どうするべきか悩んだときには、ぜひ実践してみてください。

 

まとめ

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赤ちゃんが泣くと焦ったりイライラしたり、周囲に対して申し訳なく思ってしまう……なんてママは、決して少なくありません。しかし赤ちゃんにとって「泣く」という行動は、自身の感情を周囲に伝えるための手段なのです。そう考えると、泣くことは決して悪いことではなく、むしろ「良いこと」というイメージを抱けるようになるのかもしれません。

 

赤ちゃんが泣いてしまったときには、まずは落ち着いて、赤ちゃんの状況を確認してみてくださいね。「特に問題が見つからない」というときには、先輩ママたちのテクニックも、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。