73-1

子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしたいけれど、週末はゆっくりしたい気持ちもある……! こんな共働き家庭にオススメのレジャーといえば、「家で、家族で映画を見る」というものです。家族みんなで同じ作品を楽しむことで、大切な気持ちを共有できることでしょう。 子どもと一緒に映画を楽しめる時間は、それほど長くはないのかも……!? 今だからこそ楽しみたい、子どもと一緒に笑える人気映画5つを紹介します。 仕事で嫌なことがあったとき、ストレスが溜まってしまったときのリフレッシュ法としても、試してみてくださいね。

 

■ホーム・アローン【1990年公開】

パパ・ママ世代にとっては、クリスマスにお馴染みのコメディ映画です。クリスマス休暇を家族みんなで、パリで過ごそうとしたにも関わらず、息子のケビンだけが家に置き去りになってしまいます。最初は驚き、戸惑うケビンですが、徐々に一人の時間を思う存分楽しむようになります。 そんなとき、家が泥棒に狙われて……!? ケビンは大切な家を守るため、たった一人で泥棒と対決することを心に決めます。 家の中のあんなものやこんなものを駆使して、各種イタズラを画策するケビン。泥棒がやっつけられていく様子に、思わず笑ってしまう子どもも多いはずです。 ラストシーンでは、家族と過ごす時間がかけがえのないものだと伝えてくれます。家族みんなで楽しめたら、ぜひ「ホーム・アローン2」もチェックしてみてくださいね。

 

■ミセス・ダウト【1993年公開】

離婚で親権を失った父親が、なんと女装して家政婦に装い、元の自宅へと潜り込むコメディ作品です。「お父さんが女装をして、おばあちゃんに変身する」というくだりは、幼い子どもたちにとって、文句なしで面白いもの! きっとげらげら笑いながら、ロビン・ウィリアムズが演じるパパの姿に見入ってくれることでしょう。 しかし物語が進むと、「笑い」だけではなく「パパの深い愛情」をも伝えてくれるのがこの作品の特徴でもあります。どんなときでも子どもたちを思い、どんな姿になっても寄り添おうとするロビン・ウィリアムの姿に、きっと子どもも何かを感じてくれるはず! 思い切り笑って、最後にホロリを体験してみてはいかがでしょうか。

 

■ボス・ベイビー【2017年公開】

子どもに人気の『怪盗グルー』シリーズを手掛けたユニバーサルスタジオと、ドリームワークスアニメーションがタッグを組んで手掛けた作品です。 両親に愛されて育った7歳の少年ティムのもとに、ある日突然、「弟」として赤ちゃんがやってきます。その赤ちゃん、スーツケースに身を包み、手にはブリーフケースを持っていて、しかも中身は「おっさん」なのです。ある重大な任務を持って、ティムの家にやってきたボス・ベイビー。最初はとことん険悪な二人ですが、お互いの利益のために協力するようになります。 赤ちゃんといえば、誰の心も癒してくれる、可愛らしい存在!かと思いきや、実際には、そう甘いものではありません。ティムが作中で見せる焦りや戸惑いは、初めて赤ちゃんを迎え入れる、お兄ちゃん・お姉ちゃんの気持ちに寄り添ったものなのかもしれませんね。 赤ちゃんが巻き起こすドタバタコメディは、家族みんなで楽しむのにピッタリな作品です。ティムを通して、お兄ちゃん・お姉ちゃんの気持ちを共有してみてはいかがでしょうか。

 

■SING【2016年公開】

人間誰でも、輝ける場所がある! こんな素晴らしいメッセージを伝えてくれるのが、大ヒットも記憶に新しい、映画「SING」です。子どもでも耳にしたことがある有名な曲をたくさん使い、ミュージカル調に仕上げた作品なので、「ストーリーにのめり込むのは、まだ難しい」という年代の子どもたちでも、十分に楽しめますよ。 歌うことが好きで、でもさまざまな事情があって、歌を諦めている動物たち。そんな動物たちがあるオーディションに参加することで、未来は大きく変わっていきます。 夢を諦めてしまう理由は、いつだってたくさん。しかしそれでも勇気を出して、最初の一歩を踏み出してみることで、きっと大切なものをつかめるはず! こんな力強いメッセージを、作品を通じて送り届けてくれます。 動物たちと一緒に、うたって踊って楽しむのもあり! ぜひ家族みんなで、ノリノリで楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

■スパイキッズ【2001年公開】

「元スパイ」という異色の経歴を持つ両親の元に生まれてきた、カルメンとジュニ。平和な毎日を過ごしてきた二人の子どもたちは、ある日両親が悪の組織にとらえられたことで、両親の過去を知ることになります。 「子どもが両親を救う」というストーリーに加えて、作中には子どもたちを魅了する素敵なアイテムが多数登場します。スパイの活動をサポートするアイテムは、どれもこれも常識から外れたものばかり! でも、「こんなアイテムがあったらいいな」と思う子どもは多いはずです。 ストーリーのテンポも良く、子どもでも飽きずに最後まで楽しめるはず。作品を見終わったあとには、「こんな冒険がしてみたい!」なんて感想も聞けるのかもしれませんね。

 

■まとめ

73-2

子どもと一緒に楽しむ映画鑑賞は、子どもと一緒に楽しめる作品を選ぶのがオススメです。大人にとっても「童心に帰って楽しめる作品」を選ぶことで、家族みんなで楽しい時間を過ごせますよ。思い切り笑うことで、ストレス発散にもつながりそうですね。 自宅で映画鑑賞を楽しむときには、ぜひジュースとポップコーンを用意してみて。映画館気分で、思う存分楽しみましょう!