◆コミュニケーションを良くするのに必要なこと

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それでは、コミュニケーションを良くするために必要なことは何なのでしょうか?その点について考えてみることにしましょう。 コミュニケーション能力をアップするというのは、「相手のことを良く理解して、自分のことも良く理解してもらうこと」なのだそうです。 このために必要なのは、お互いによく語り合うことなのではないでしょうか?忘年会やランチ会は確かに話をする機会を提供することは出来るかも知れませんが、必ずしもそうした会である必要はなさそうです。 コミュニケーションを良くするために効果的なのは、共通の何かがあることになります。 例えば共通の趣味がある人とは、自然によく話すようになって、アッという間に意気投合してしまうことも良くあります。 コミュニケーションを良くするためには、相手の興味や趣味を知ってそれを話題にすることが効果的です。これはコミュニケーション能力をアップするために欠くことの出来ない要素のひとつ「相手のことを良く理解する」ことに当てはまります。ですが、これだけでは一方通行のコミュニケーションになってしまいます。 ですので、今度は「自分のことも良く理解してもらう」ことが必要になって来ますが、相手の興味や趣味が分かればそれを糸口として、自分の興味や趣味を話して行くことで自分のことも理解してもらうことが出来るようになることでしょう。 こうした話をするのに、忘年会やランチ会は必ずしも必要ではありませんよね。公園のベンチに腰かけて話をすることも出来ます。 会社の同僚であればお昼休みやチョットしたコーヒーブレイクの時にでも話をすることが出来ます。

◆仕事を協力し合うことでもコミュニケーションアップが可能

会社の同僚であれば、仕事を協力し合うことでもコミュニケーションアップを図ることが出来ます。 コミュニケーションをアップするキッカケは「共通の何か」があれば可能です。ですので、会社は働く場所ですので、相手が何か困っているようであれば声をかけたり、忙しそうであれば何か手伝えることがないか聞いてみたりすることで「共通の何か」を作り出すことが出来ます。 些細なことでも手を貸すことで信頼関係も生まれコミュニケーションが良くなるのではないでしょうか? 普段仕事の上で協力し合うことが行なわれていなければ、忘年会などのイベントを行なってもコミュニケーションが良くなることはあまり期待出来そうにありません。 忘年会などの席で親しくなったように思っても、翌日、職場で合うとそれまでとあまり変わらない感じだったということも良くある話しではないでしょうか? お金をかけずにコミュニケーションを良くする方法について考えて来ましたが、お互いに相手を理解して、自分のことも理解してもらいたいという気持ちがあることが大前提としてあります。 こうした気持ちがあって初めてコミュニケーションがスタートすることを忘れないようにしましょう。そしてそのことを良く理解した上で、「共通の何か」を探したリ、作る機会を設けることが重要なポイントになります。