近年は核家族で共働きの家庭が多く、子供がひとりで留守番をしているというのは珍しくなくなってきています。 しかし、子供が小さなうちはやはり心配ですよね。特に夏休みなどの長期の休みは朝からずっと留守番になってしまいます。 ひとりで留守番をさせるからには、しっかりとしたルールも決めておく必要があります。どんなルールがあれば安心して留守番を任せられるのでしょうか。
■電話にでない、玄関を開けない
ひとりで留守番をする上で大切になるのが、来客や電話に対しての対応は一切させないというのが大切しれません。特に様々な勧誘やセールスで家庭を訪問している人もいますから、そういう人と話をさせたりしないというのも大切です。大人であれば対応も簡単ですが、子供が対応するというのはやはり無理があります。 そのため、インターホンが鳴っても出ない。また、玄関も開けないというのがとても大切になるのです。ですが、居留守にしてしまうともしもの場合も考えられます。留守であることを確認して空巣に入るといったこともありますから、空巣に狙われてしまう可能性もないわけではありません。早く帰宅するように心がけるのはもちろんですが、防犯対策もしっかりしておきたいですね。 これは訪問客だけでなく、電話も同様です。電話の場合、留守番電話といった機能もあるので子供が電話に出なくても特に問題はないでしょう。最近は携帯やスマホを持っていますから、知人であれば、家の電話にかけてくることも少ないのではないでしょうか。それなら電話に出る必要もないですしね。
■火を使う器具は使用禁止にする
子供だけの留守番で気を付けたいのが火事です。カップラーメンなどを食べようとして湯を沸かしたままゲームなどに集中してしまい、忘れてしまうということもないわけではありません。最近のものは放置しても空焚きにはならないように安全装置がついているものもあるのですが、それでも心配ですよね。ガスに関しても、同様に危険であると言えます。 これは大人でもこういったケースで火事になってしまうことがあるので、子供であればなおさらです。特に寒い時期になるとエアコンを使用することになりますが、ストーブやファンヒーターを使用している家庭もありますよね。 ですから、灯油やガスを使用して火を使うことになる器具は絶対に使用しないというルールも必要ではないでしょうか。