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CMでおなじみの「全国統一小学生テスト」をご存知ですか? 四谷大塚が年2回6月・11月に主催する全国最大級の小学生向けテストです。 「さぁ、競争だ」のキャッチコピーを掲げて2007年度から実施されているもので、受験料は無料、試験会場は全国2000会場と言う大規模なテストです。

 

テストに向けて対策授業から、テスト返却・問題解説までが各受験会場で丁寧に行われており今年度の11月小学校3年生の受験者数2万8000人。 4人に1人が中学受験をする都市圏では、7000人以上が挑んでいるテストです。 テストはマークシート形式、各教科35分、各150点満点になっています。

 

小学校では「できる方」という子でも、まったく歯が立たない設問内容の連続です。 塾に通っている子、通っていない子、小学校受験をした子など学力レベルが異なる子どもが同じテストを受験するというものです。どのような問題なのか少し見てみましょう。

 

出題内容例(小学校三年生): <国語> 次の意味に合うことわざになるように、□に入る漢数字を選びましょう ・何回失敗してもくじけないで、そのたびに立ち上がって努力すること。  「七転び□起き」 ・物事はよくくり返すものだ。  「二度あることは□度ある」 ・ちょっと聞いただけで、全体の様子をたちまち理解してしまうくらいかしこいこと。  「□を聞いて十を知る」 ・つらいこともがまんすれば、いつかよいことがある。何事も辛抱が必要だ。  「石の上にも□年」 ①一 ②二 ③三 ④七 ⑤八 ⑥十

 

<算数> はるかさん、なつきさん、あきら君の3人がそれぞれおはじきを持っていて、はるかさんとあきら君が持っているおはじきの数は同じです。3人は次の順におはじきのやりとりをしました。  ・なつきさんが、はるかさんにおはじきを12こあげる ・はるかさんが、あきら君におはじきを5こあげる すると、はるかさんが持っているおはじきの数は、なつきさんが持っているおはじきの数よりも16こ多くなり、また、なつきさんが持っているおはじきの数はあきら君が持っているおはじきの数のちょうど半分になりました。

 

あきら君が持っているおはじきの数は、なつきさんが持っているおはじきの数よりも何こ多くなりましたか。 ①5こ ②7こ ③12こ ④14こ ⑤15こ ⑥16こ ⑦18こ ⑧20こ ⑨21こ ⑩33こ

 

我が家は公立小学校で塾へ通っていないグループになります。 この設問内容に思わず唸ってしまったのは、子供ではなく私の方でした。

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子育てに正解はなく、どの道も親が子を思い選び、進んできた道です。 中学受験をする・しないに関わらず、この内容を小学校3年生で普通に解く同じ学年の子たちがいると言う事は事実です。

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高校受験・大学受験とこの先いつか訪れるであろう受験。 その心づもりとして、一度受けてみるのはいかがですか。 親としての覚悟がほんの少し持てるような気がします。

 

CHANTOママライター/中谷絢子