どんなおうちにも、その家独特の匂いというものがあります。それを一般的に、生活臭と呼んでいます。 どれほど綺麗に、清潔にしていても多少はそういった匂いがしてしまうのが自然なこと。ですが時には、その生活臭が「くさい」と感じてしまうことがあります。気にならない匂いならいいですが、不快に感じる場合はしっかり対策をしなければいけません! 生活臭の原因と対処法をご紹介します。
■生活臭がする原因とは
生活臭とは、不快な匂いだけではなくその家独自の匂い全般を指す名称です。例えばお友達の家に遊びに行ったときなど、その家に独特の匂いを感じることがありますよね。別に不快ではない、むしろいい匂いだと感じても、それも生活臭のひとつです。 他の人の家を訪ねたときには、慣れていないこともあり生活臭によく気が付けます。ですが、毎日長い時間を過ごしている自分の家の生活臭には気が付かないこともよくあります。長時間外出して帰ってきたときの匂いなら多少わかりやすいかもしれませんが、場合によっては不快な悪臭がしていても気が付けないこともあります。不快な生活臭がするようになってから対処するのではなく、早めはやめに対策をして予防に努めましょう。 生活臭は色々な要因が混じり合ってする匂いですが、その中で生活臭を不快な悪臭にしてしまう原因がいくつかあります。 まずひとつめは、ペットの匂いです。犬や猫などと一緒に暮らしている家庭では要チェックの原因ですね。どんなに消臭ケア等に気を遣っていても犬や猫そのものの匂いというものもあります。 近頃は喫煙する人がどんどん減ってきていますが、たばこも不快な生活臭の主な原因となっています。たばこを吸っている最中だけではなく、壁などに染み付いたヤニからも匂いがするため、長年たばこを吸い続けている人の住んでいる家は独特の匂いがします。 じめじめした場所が室内にあると細菌や雑菌が発生し、繁殖してしまいます。細菌や雑菌が発生すると不衛生である上、いやな匂いもしてきます。梅雨から夏にかけてなど、特に湿気の多い時期には注意したいところです。 湿気が多いと、細菌や雑菌だけではなくカビも発生するようになります。カビにも独特のいやな匂いがあるので、早め早めのお掃除が肝心。普段から換気も怠らないようにしましょう。