■掃除と片付けは別物として考える

23-02

「お部屋を綺麗に使う」ことを目的に据えた場合、お掃除と片付けをセットにしている人はとても多いです。どちらも部屋を綺麗に保つための作業ですからそれも当然ですね。 もちろん掃除や整理整頓が得意なママならそれでなんら問題はないのですが、お掃除ぎらいを自覚しているママとなると話は別。掃除が嫌いな人は大抵片付けも苦手、もしくはあまり得意ではないわけですから、このふたつをいっぺんにこなそうとするのは無理があります。 掃除と片付けは別物として考えれば、毎日どちらもこなす必要はなくなります。日頃部屋をある程度綺麗に使うには最低限片付けだけを欠かさずに行っていれば大丈夫。部屋が荒れてしまうこともなく、罪悪感を抱いて自分を責めてしまうこともなくなります。15分の掃除で済ませるためにも、部屋の整理整頓は必要不可欠。忙しくて掃除まで手が回らないという日でも片付けだけはなんとかクリアしていくことを目標にしましょう! ○片付けへの苦手意識をなくす3つのルール 掃除ぎらいのママの中には、片付けも同じくらい苦手という人も多いはず。そこで、お片付けについても苦手意識をなくして無理なくこなすための3つのポイントをご紹介します。 まずひとつめは、「出したら元の場所に戻す」を徹底すること。ごく基本的なことですが、これを守れていない人も実は多いのです。よく使うものはすぐに取り出し、またしまえる場所に収納し直すと効果的です。 ふたつ目は力技ですが、「物を極力増やさない」ということ。際限なく買い物していたら当然片付くものも片付かなくなってしまいます。食べ物など消耗品ならまだ良いですが、それ以外の物を買うときには片付けるスペースも含め熟考しましょう。 そして3つめ、「一時的に物をしまっておくスペースを作る」こと。物をあれこれ散らかしてしまう場所には、一時的にそのあたりに置いてあるものをしまう箱などを用意しましょう。ふたがあるものなら見た目もすっきりしますし、動かしやすいのでお掃除も楽ちんです。