毎日忙しく働くワーママにとって、お仕事と家事を両立するのはとっても大変なこと。そして家事の中でも、お掃除はどうしても後回しになってしまいがちです。食事や普段着るものは毎日準備しなければいけないこともあり料理やお洗濯は積極的にせざるを得ませんが、お掃除はつい休日にまとめてやればいい、次のお休みに一気に片付けてしまえばいい……となあなあにしてしまうママも多いようですね。 当たり前のことですが、一度頑固な汚れがついてしまえばその後のお掃除はどんどん大変になってしまいます。そうなればますますお掃除にかかる時間が増え、やる暇がなくなり……と悪循環がループしてしまうことは間違いなし! 今回は、日常の中のちょっとした工夫で出来る汚れ防止テクやお掃除テクをご紹介します。
■週末にするお掃除を簡単に。日常の中でできる汚れ防止テクニック
そもそも汚れなければお掃除にかける時間も少なくて済む、というわけで、簡単にできる工夫で日々溜まる汚れを少しでも減らしておきましょう! 小さなことの積み重ねで楽なお掃除が実現します。 ○シンクは水をかけてから使うことで汚れがつきにくくなる キッチンのシンクは毎日のように使うこともあり汚れがとても付きやすい箇所です。料理をつくったり食器を洗ったりといった作業に日々使われていますから、少しでも汚れを防止しておきたいところ。 そのための工夫はとても簡単! シンクを使う前に一度全体に水をかけておくだけでオーケー。水がバリアの役目を果たし、汚れなどが跳ねてもシンクにつきにくくなります。 排水口付近に関しては特に汚れやすい場所なので、野菜くずをはじめとした料理のさなかに出たゴミ類や食器の汚れは排水口にはあまり流さないよう心掛けましょう。排水口を汚れるままにしておくと、当然臭いやぬめりの原因にもなってしまいますので要注意です! ○窓の結露は週に1度の対策で防ぐ 秋から冬にかけての時期は避けて通れない窓の結露。ほうっておくとカビの原因になってしまいますが、ただでさえ忙しい朝に家全体の窓拭きなんて作業もプラスするのはあまりにも大変ですよね。そこで、週に1度の窓拭きで結露を防止するテクニックをご紹介します。 結露防止のための窓拭きには、台所用洗剤を混ぜたお水が必要です。水200mlに対し台所用洗剤大さじ1強を混ぜ、その液体で濡らした布でまずは水拭き、その後乾いた布で乾拭きをすれば終了。洗剤の界面活性剤の力で水滴ができにくくなり、結露もしにくくなるんです。 このお手入れなら、週末に1度だけ窓を拭くだけで完了なのでとても楽ですよね。毎朝の窓拭きから解放されるためにぜひ試してみてください。 ○お風呂の後の一工夫でカビや鏡の水垢防止! お風呂のお掃除をするときに、一番気になるのがやっぱりカビですよね。いつでも湿気が多い場所である以上、どうしても避けて通れないのがカビの問題です。
もちろんきちんとお掃除するのも大事なのですが、やっぱりカビについても事前の予防が大切。カビの菌糸は50℃以上の温度で死滅するので、時折給湯温度を50℃に設定したシャワーを浴室全体にかけてあげるとカビの予防になります。頻度としては週に一度以上を目安にして、お風呂に入ったついでの習慣にしてみてくださいね。 もうひとつお風呂で汚れが目立つのが鏡です。ウロコ状の水垢汚れは一度ついてしまうとなかなか落としにくいもの。このウロコ汚れを防止するには、入浴後にしっかり鏡の水気を取ることが大切です。タオルなどで拭くのもいいですし、水切りワイパーを洗面所などに用意しておいて、お風呂に入った後にしっかり水気を切っておくのも効果的です。