■褒めて伸びる

180-2

子どもの性格を見極めるのを間違えると、せっかくの才能を開花させてあげられないこともあります。子どもには悔しさをバネにして伸びるタイプと、褒められて伸びるタイプがいます。 褒めて伸びる子どもの場合、自分の頑張りがそのまま褒められる習い事が向いているといえるでしょう。チームで頑張って成果を上げる習い事より、個人で頑張って結果を出せる習い事がおススメです。 ピアノや習字、学習塾などといった成果が目に見える習い事だと、周りからも褒められることも多く、本人のモチベーションも上がり、より頑張れるのではないでしょうか。 ■引っ込み思案 引っ込み思案の子どもは人見知りすることも多く、恥ずかしがりやさんだったり甘えんぼタイプのことが多いのではないでしょうか。幼稚園や保育園に通いだすと、友だちもできないのではと不安になってしまいますよね。 引っ込み思案を克服させるには、同年代の多く集まった習い事が良いでしょう。クラスで習うことができる英会話やリトミック、習字や絵画なども良いかもしれません。 チームスポーツなどは周りとなじめないことも考えられますので、ハードルが高いと考えられます。 ■子どもの気持ちを尊重することが大切 どんな習い事をさせるにしても、子どもの気持ちを聞いて決めることが大切です。子どもの弱点を少しでも克服させたいという気持ちは分かりますが、決して親が強要してはいけません。 強要して習い事をさせると、子どもはイヤなことをさせられた記憶しか残らず、弱点を克服するどころか苦手意識がよけいに高まってしまうことも考えられますので、気を付けましょう。