ある程度子どもが大きくなってくると、子どもの成績について頭を悩ませるパパ・ママも増えてきますよね。「うちの子、やればできるはずなのに……自宅ではなかなか集中して勉強できていないみたい」と感じたら、「学習机」に一工夫凝らすことで、子どもの学習効率をアップさせられるかもしれません。 デキる子どもを育てる学習机とは、いったいどんな特徴を備えたアイテムなのでしょうか。学習机そのものの特徴と共に、設置場所や周辺環境のコツなど、親ができるサポート法を紹介します。
■最初はシンプルでOK
勉強机の目的は、「子どもに勉強専用のスペースを用意する」というものです。自分自身のスペースを持つことで、持ち物をきちんと管理する習慣がついてくれたら……なんて期待するパパ・ママも多いですよね。 学習机といえば、机に引き出し収納、本棚などがセットになっているタイプも多いのですが、子どもの学習効率をアップさせたいと思うときには、あえてシンプルなタイプの机を選ぶのがオススメです。 というのも、子どもが小学校低学年以下の場合、デスク周りに収納するアイテムはほとんどありません。教科書は片手で持てるほどですし、ノートやドリルを合わせても、「棚が一つあれば十分」というケースも多いのが現実です。 勉強に必要なものを収納しても、まだまだ余る収納スペース! 余裕のある収納を見たときに、子どもたちが始めることといえば……「勉強に関係ないものも、大切にしまっておく」というものです。 「持ち物管理のため」という目的であれば良いのですが、「学習効率」という側面から考えると、「お気に入りの物たちがすぐ目に入って、集中できない!」なんてことにもなりかねません。 学習系の持ち物が少ない時期には、机そのものはシンプルでOKです。荷物が増えてきたタイミングで、机周辺の棚や引き出しなど、必要なアイテムを買いそろえるという方法でも、十分に対応は可能となります。