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独身の頃はそれほどお金の使い方を気にしていなくても、結婚すると子どもの養育費や教育費、住宅ローンに保険代など、大きな出費が増えてくるので、自然と節約志向が高まります。少しでも家計を助けることができるよう、いろいろ工夫しているママも多いのではないでしょうか。 独身時代にはやっていなかったけど、結婚後、家計を支えるためにママたちが始めたことを、いくつか紹介します。

■食事は基本自炊になった

結婚してお金を貯めるために、節約に励むママも少なくありません。恋人の頃は外食に出かけることも多いですが、結婚したら外食を控えるようになり、家で料理を作って食べることが多くなるそうです。 家計を支えるためにてっとり早く工夫できることといえば、やはり食費の節約です。食事を自炊にすることで、外食費にまわしていたお金は全て貯蓄に回すことができます。

■会社にお弁当を持っていくようになった

家で食事をするようになると共に、会社にお弁当を持っていくようになったママも多いようです。 会社で同僚とランチに出かけると、1000円前後必要になってしまうので、かなりの出費となります。20日出勤したとすると、2万円のランチ代が必要になる計算です。 お弁当なら前日の残り物をつめれば、ランチ代をまるまる節約することが可能です。お弁当を作るのは面倒に思う人も多いですが、おかずを作るときに多めに作っておき、冷凍しておけば詰めるだけでできあがりますので、時間をかけずにお弁当を作れます。

■食費を節約した

すでに外食を控えている人だと、これ以上生活費は削れないように思えますが、食費を見直すことで家計を支えることができます。 買い物は必要なときしか行かないようにする、お腹が空いているときは買い物に行かないなど工夫すると、ムダ買いを防ぐことができるでしょう。 また、何を購入するか決めずに買い物に出かけると、ムダ買いをせずに済みます。冷蔵庫に何が残っているか中身を把握し、何を買い足せば良いかリストアップして買い物に出かけると、必要以上に買い物をする心配もありません。

■家計簿をつけ始めた

いつまでたっても生活費を節約することができないと思う人は、家計簿をつけることをおススメします。 自分たちの収支を把握できていないと、ムダに使っているお金を止めることができません。家計簿をつけることで支出が一目で分かり、ムダ使いに歯止めをかけることができます。 しかし毎日家計簿に記帳するのは、面倒だと感じる人もいることでしよう。家計簿は継続して記帳しないと意味がありません。 レシートをためておき、週末に一気に記帳する方法もありますが、レシートが増えすぎてしまうと、転記するのがさらに面倒です。 賢いママは家計簿アプリを利用して、家計簿をつけています。レシートを読み取る機能がついているので、簡単に家計簿をつけることができます。 スマホアプリの家計簿はたくさん登場していますので、自分が使い勝手の良いアプリを探して利用してみてください。

■オシャレを節約

結婚してからは自分のオシャレを我慢して、家計の支えになるように節約しているママはとても多いことでしょう。 これまで洋服や靴、バッグにアクセサリーと、自分のオシャレのためにお金を使っていたものを買い控え、家計を支えているようです。 自己投資分にまわす費用を減らし、その分は子どもや生活費に使うようになります。自分より家族に使うお金のほうが優先順位が上がるため、自然とオシャレ費は減っていくようです。

■美容費を節約した

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独身の頃は毎月のように通っていた美容院やネイルサロン、エステなどを我慢して、家計を支えているママもいました。 美容と健康のために通っていたヨガスクールやジムなどもやめて、自宅でセルフヨガを始めるなど工夫しているそうです。 ブランドコスメを利用していたのが、プチプラコスメを利用するようにしたり、美容のためのサプリメントはやめて食生活を見直すなど、いろいろな努力をママたちはしているのですね。

■通信費を見直した

生活費を節約することで、家計の助けにつながります。生活費の中でも出費が大きいのが、スマホやインターネット回線などの通信費です。 最近では通信費も安くなってきたといいますが、自宅にインターネット回線を引き、スマホは最大容量の定額プランに加入していれば、二人合わせて月に2万円程度かかってきます。 少しでも通信費を節約するには、夫婦で同じキャリアに加入する、インターネット回線とセットのプランを利用するなど、見直すことも必要です。 見直してもあまり変化がないようであれば、思い切って格安スマホのMVNOを利用するのも一つの方法です。大手キャリアのグループ会社であれば、通信速度も安定していますので、ストレスを感じることなくスマホも利用できます。

■まとめ

ママたちはいろいろな工夫をしながら、家計を支えているようですね。ここで紹介した以外にも、光熱費を見直したり保険を見直すなど、他の工夫もしているようです。 節約をすることは良いことですが、節約することに夢中になりすぎると家族へ我慢させることも増えてしまいますので、適度に息抜きをしながら家計を支えるようにしましょう。