■「介護福祉士」

とにかく就職に強い資格が欲しい!と願うママたちに人気が高いのが、介護福祉士の資格です。社会福祉専門職の介護に関する国家資格で、介護の現場において「リーダー」として活躍することができます。 介護福祉系の資格は数多くありますが、2018年現在、国家資格はこの「介護福祉士」のみ。未経験・無資格からでも介護職はスタートできますが、資格保有者の方が、待遇が良いという現実があります。 正社員として働くときはもちろんのこと、パートや派遣として働くときでも、時給数百円の差がつくケースも少なくありません。 「どうせ介護職で働くのであれば、子育て時期に介護福祉士の資格を取得しておけば良かった!」と語るワーママは、決して少なくありません。 ワーママとして仕事をスタートしてからも、お給料に結び付くという意味で、非常に効果の高い資格です。ただし受験資格を得るためには一定の要件があり、自分の場合どのぐらいで資格を取得できるのか、事前にチェックしておく必要があります。

 

■「保育士」

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介護の現場と同様に、近年深刻な人手不足が問題となっているのが保育現場です。保育士求人も非常に多く、その内容も正社員からパートタイマーまで、多岐にわたっていますから、自分の希望に合わせて選びやすいという特徴があります。 保育士資格は、通信教育などを活用することで、基本的に自宅で学習を進めることが可能です。また学習内容も実際の「育児」とリンクする部分が多く、ママにとっても頭に入りやすい内容だと言えるでしょう。 また保育士は、企業内保育ルームの増加や認可外保育園の増加などで、今後も需要が高まることが予想されます。 ワーママとして、ほかのワーママたちを支えられるという仕事内容も、非常に魅力的ですよね。就職時に役立つのはもちろんのこと、自身の子育てで知識やスキルを活かすこともできますよ。