育休中にやっておけばよかったことって何ですか?

1位「資格取得、スキルアップのための勉強」、2位「自分の趣味を楽しむ」は「自分自身のこと」がランクイン。育休中は当然、子ども優先になるが、仕事に復帰すると自分の時間をとるのがより難しくなるから…という声が多く寄せられました。 続いて、4位「赤ちゃんとのんびり過ごす」、5位「美容院やエステなど自分磨き」という結果に。6位以下は「夫に家事を教える」、「ママ友づくり」などがランクイン。  

 

育休中に実際にやったこと何ですか?

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1位

子どもの予防接種

2位

保育園探し&見学

3位

赤ちゃんとのんびり過ごす

4位

ママ友づくり

同4位

育児サポートの手配 6位以下は、「職場復帰に向けて夫との話し合い」、「自分の趣味を楽しむ」、「職場復帰後のシミュレーション」などが続きました。

 

育児を優先しつつ、自分の世界を広げるチャンスに

初めての育児休暇は「子どもを理解すると同時に、自分自身とも向き合う期間」と話す、育休後コンサルタントの山口理栄さん。ご自身も2人のお子さんを育てながら仕事を両立してきた働くママの先輩でもあります。 「育休が1年前後であれば、子どもの発育段階や生活リズムはどんどん変わっていきます。子どもとの関わり方はもちろん、自分にとって、子育てや家事のどんな部分が楽しく、何を負担やストレスに感じるのか。自分なりの対応のしかたなどを、育休中に身につけておきましょう」(山口さん) また、育児休暇は育児のための時間ではありますが、平日の昼間の時間を使える貴重な機会。可能な範囲で以前からやりたかったことにチャレンジしたり、新しい友人と出会ったりと、自分自身の世界を広げるために使えます。 「ただし、職場復帰が迫ってきたら、仕事への心構えとともに具体的な行動を。職場復帰セミナーを受講したり、職場の上司と面談すると、気持ちの切りかえに役立ちますよ」(山口さん)

DMA-山口さん

PROFILE 山口理栄さん 育休後コンサルタント。法人向けのセミナーや、育児と仕事を両立させる両親が集う「育休後カフェ」などを開催。1男1女の母。