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仕事が忙しいワーママにとって、「子どもとの時間をどう確保するのか」は頭を悩ませやすいポイントの一つです。 可愛い我が子に構ってあげたい、きちんと話を聞いてあげたい……! でも子どもと一緒に過ごせる夕方から夜は、私が一番忙しいとき! こんな切実なお悩みを抱えるママたちも多いものです。 子どもとの時間は、「長さ」ではなくその「質」が大事とも言いますよね。限られた時間の中でも、子どもとの時間を確保するためのテクニックを5つ紹介します。

■子どもと家事シェア

仕事が終わって帰宅すると、子どもに「ちょっと待ってね~」なんて声を掛けながら、急いで食事の用意をする……。 毎晩、こんな光景が繰り広げられているご家庭も多いのではないでしょうか。 ママが帰宅してすぐの時間は、子どもにとっても「今日一日の出来事を聞いてもらいたい時間」です。おとなしく待っていることができずに、「かまってかまって」攻撃がスタートするケースも少なくありません。 親にとっても子どもにとっても大切な時間だからこそ、「一緒に過ごす」という選択をするのがオススメです。 たとえば夕食作りにおいても、子どもと一緒にやれば、立派なコミュニケーションタイムになります。一緒にキッチンに立ちながら、「今日はどんなことをしたの?」なんて、自然と会話も弾みそうですね。 「うちの子どもには難易度が高いかも……」と思うときには、子どもにできる内容を見極めてお願いしてみましょう。3歳くらいになれば、「レタスをちぎる」「ごはんを混ぜる」ぐらいの作業はできるようになります。子どもにできる作業内容を検討しながら、夕食のメニューを考えるのもオススメです。 「それでも難しいかも……」という場合には、「お味見係」に任命するのがオススメです。料理の途中の「味見」も、立派なお手伝いの一つです。「ママと一緒にキッチンで作業できた!」という気持ちが、親子のコミュニケーションにつながるはずです。 「ただでさえ忙しい夕食前の時間に、子どもをキッチンに入れる余裕がない……」と思ってしまうママの気持ち、非常によくわかります。しかしどうかこんなときには、考え方を変えてみてください。 子どもにお手伝いを依頼することで夕食作りが長くなったとしても、子どもとのコミュニケーション時間を別に確保することを思えば、確実に時短につながるはず。お手伝いを任せるうちに、子どものスキルも自然と上達していきますよ。