出産を間近に控えた1ヶ月前、どんなことを準備しておけばよいのでしょうか?初めてのお産の場合は、出産日にズレが生じてしまった時に慌ててしまったりすることがないように、余裕を持って準備しておきたいものです。
そこで、どんな準備をしておけばよいのかリストアップしてみることにしましょう。
赤ちゃんの名前を決めておく
赤ちゃんの名前は、親から子どもへの最初でとても重要なプレゼントになります。生まれてからずっと使うものですので、お子さんの幸せや健康を願って、色々と考えてしまうとは思いますが、出産前には決めておくようにしましょう。
出生届は赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内に役所に提出する必要がありますので、初めての育児に追われている内に期限が過ぎてしまうことのないようにしましょう。
14日に当たる日が土日に当たる場合はその翌日が提出期限になります。提出期限を過ぎて提出してしまった場合は、場合によっては戸籍法の取り決めによって、5万円以下の過料(罰金)が徴収されてしまうこともありますので、注意が必要です。
また、出産前に性別の判定が行なわれることが多くなりましたが、出産してみると、予想されていた性別と違っていることもありますので、女の子の名前と男の子の名前をそれぞれ用意しておかれることをおススメします。
ベビー用品を揃えておく
出産後は、予想していた以上に育児に時間を取られてしまうようになることが多くあります。そのため、出産後にベビー用品を用意していたのでは、思ったように時間を取ることが出来ずに、ついイライラしてしまったりするようになりかねません。
そのため、出産後のそうしたストレスを感じてしまうことがないように、ベビー服、スタイ、おむつ、ベビーベッドなど赤ちゃんにとって必要なアイテムを揃えておくようにしましょう。そうすることで、気持ちに余裕が生まれ、出産後のストレスが1つ解消されることになります。
また、出産してからしばらくは安静にしていなければならないような状態になってしまっても、ベビー用品が十分に揃っていれば心配する必要がありませんので、ゆったりと休息を取って心身を休めることも出来るでしょう。
出産入院のためのアイテムを揃えておく
初めての出産の場合、出産予定日よりも早く生まれてしまうこともありますので、十分な余裕を持って、入院のためのアイテムを揃えておくようにしたいものです。
赤ちゃん用のアイテムはもちろんですが、入院中にご自分が着る服や下着類や洗面用具などの身の回りの物から、赤ちゃんが生まれた時に写真やビデオに収めたいのであればカメラなども準備しておくようにしましょう。
そして、入院用のアイテムが揃ったら、カバンに詰め込んで誰でも分かりやすい場所に置いておかれることをおススメします。
出産入院の際の交通手段や対応を決めておく
出産へのカウントダウンが始まったなら、すぐに病院へ行かなければならなくなりますが、様々なケースを想定しておくことが大切になります。
旦那さんが家にいる時であれば問題はありませんが、その時に必ずいるとは限りません。近くにご両親や親しい友人がいる場合はサポートをお願いすることが出来ますが、そういう時に限って不在だったりすることもあります。そんな時にはタクシーを自分で呼んだりしなければならないこともあるかもしれません。
いざというとき、慌ててパニックになったりしないために、家族の連絡先や、かかりつけの病院の住所と連絡先をメモしておくことで、行先をタクシーに伝えることが出来ます。
また、ご家族の連絡先をメモしておけば、病院についたときに病院の方に家族への連絡をお願いすることも出来ますので、事前に準備しておき常に持ち歩くようにすると良いでしょう。
出産後の心身のケアを考えておく
出産に向けた準備について見て来ましたが、出産予定日の1ヶ月前までにやっておくべきことはそれだけではありません。
出産後の自分自身の心身のケアについても、忘れずに考えておくようにしたいものです。出産後のケアをシッカリ行なっておかないと、色々なトラブルを呼び寄せてしまうことになりかねません。
出産後は骨盤が広がってしまっていて脂肪も流動性が高い状態になっています。そのため、産後の運動や骨盤ケアをなるべく早く始めることで出産前よりもスタイルアップすることも可能になります。
また、出産後育児が大変で家事の負担を減らしたいと思っている場合は、家事の代行サービスや食事や食材の宅配サービスなどを検討して、申し込み手続きを行なっておくのも良いのではないでしょうか?
出産予定日の1ヶ月前までにやっておくべきことにはどんなことがあるのかチェックして来ましたが、それ以外に、出産後子育てで忙しくなってしまうと出来なくなってしまう可能性が高いことを行なっておくことも大切になって来ます。
例えば、ゆったりと落ち着いた雰囲気のレストランでの食事や美術館巡りやコンサートなどのように、子育て中はなかなか行けそうもない場所というものはあります。
そのため、今回、先にご紹介した5つのことに加えて、夫婦二人の時間を楽しむことも忘れずに行なっておかれることをおススメします。また、お友達との楽しいおしゃべりの時間を過ごしておくことも大切なポイントになります。