義理のご両親への妊娠報告、どうしていますか?
近くに住んでいる場合と離れて住んでいる場合でも異なるでしょうし、普段どの位の頻度で会っていたり、連絡をしていたりするかによっても違って来ることでしょう。
そこで、義理のご両親に妊娠を伝えるのには、どういう伝え方が良いのか探ってみることにしましょう。
伝える時期はいつがベスト?
まずは、妊娠を伝える時期はいつ頃がベストなのか、探ってみることにしましょう。
妊娠の初期の段階では、妊娠がまだまだ不安定な状態です。そのため、次のようなリスクがあることを理解した上で、妊娠を伝える時期をいつにするか決めた方がよいでしょう。
- 妊娠検査薬では陽性反応でも、化学流産してしまう可能性もあること
- 医師によって妊娠していると診断されたけれども、次の健診で胎嚢を確認することが出来ないこともあること
- 陽性反応でも、子宮外妊娠になってしまっている可能性もあること
- 心拍の確認をすることが出来なかったり、エコーでの確認が出来なかったりすることもあること
妊娠7週頃には、心拍を確認することが出来るようになりますが、その頃までに流産を経験する人が全体のおよそ15%にもおよぶと言われています。こうした妊娠初期の段階で流産が起こってしまうのは、受精卵の染色体異常が原因なのだそうです。
親の世代の頃には、妊娠判定技術が現在ほど発達していませんでしたので、初期流産に対する認識があまりない方が多いようです。そのため、義理の両親に余計な心配をかけたりすることがないように、医師の診断を受けて「心拍の確認が出来てから」伝えるのがベストなタイミングと言えそうです。
妊娠を義理の両親に伝える方法とは?
妊娠を伝えるベストタイミングが分かりましたので、次に、妊娠を義理の両親に伝える方法について確認してみることにしましょう。
伝える方法としては、次のような方法があります。
- 直接会って伝える
- 手紙を書いて伝える
- Eメールで伝える
- 電話で伝える
伝える方法については、パートナーと相談して決めることをおススメします。直接会って伝えるのであれば、お二人で一緒に報告に行った方が良いでしょう。
手紙で伝える場合は、何かのイベントの時にサプライズのひとつとして、伝えるのも良いのではないでしょうか?
何かのプレゼントに手紙を添えて渡すのは、自然な感じになります。プレゼントと手紙を受け取った義理のご両親は、手紙を読み進めるうちに素敵なサプライズが書かれていることに、とても驚いて喜んで下さるのではないでしょうか?
また、普段から手紙のやり取りを行なっている場合は、手紙を書いて伝えることはごく自然なことになりますが、普段手紙のやり取りを義理のご両親と行なったことがない場合は、かえって相手を驚かせてしまう可能性がありますので、手紙だけを突然義理のご両親に送ることはあまり良い方法ではなさそうです。
電話で伝える際には、義理のご両親の都合の良い日時をある程度知っておくことはとても重要なポイントになります。電話は相手が何をしているか分からない時間に連絡をしてしまうことになってしまうこともあります。電話で報告をする場合は、この点に注意をして電話をかける必要があります。
いつでもどこでも、都合の良い時に読んでもらうことが出来る方法として、Eメールを送るという方法があります。
けれども、Eメールに関する感じ方は人それぞれです。Eメールを実際に使う頻度が少ない義理のご両親にとっては、Eメールで大切な報告を行なわれることに対して、あまり良い印象を持ってもらえない可能性もありますので、注意が必要です。普段からEメールでのやり取りを行なっている場合のみ、Eメールでの報告もありだと思っていた方が良さそうです。
また、義理のご両親が時々遊びに来られるような関係の場合は、ベビー用品グッズを目に付くところに置いたりすることで妊娠をさり気なくアピールすることも可能です。
伝える言葉をよく吟味しましょう
義理のご両親との親しさの度合いや関係は人によって違って来ます。
まるで実際の親子のように仲が良い方もいれば、どちらかというとあまり関わりを持ちたくないと思っている方もいることでしょう。
ただ、どのような関係であったとしても、義理のご両親にとっては、近い将来孫が誕生することに変わりはありません。その点をシッカリと理解した上で、キチンと報告することは大切になって来ます。
孫の誕生をキッカケに義理の親子関係が改善されたという事例もありますので、今後の親子関係を左右する大きな節目になると捉えてキチンと対応をされることをおススメします。
伝える方法としては、重大なことであるという気持ちを表すためにも、体調が良くて可能であればパートナーと一緒に直接伝えるのがベストと言えるでしょう。
体調が落ち着かない場合は、電話などで報告して、体調が落ち着いたら直接伺って話をしたい旨を伝えておくのも良いでしょう。
そのとき、これまでの感謝を伝えるとともに、今後妊娠中や出産後に分からないことがあったら人生の先輩として色々と教えて欲しいことを伝えるようにしましょう。
そうすることで、よりよい信頼関係を築くためのキッカケとなったり、更なる良好な関係性を築くための礎になることでしょう。