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初めての子育てには、これまで経験したことがないことばかりで、何かと不安がつきものです。

 

何でも気軽に相談することが出来る先輩ママや先輩パパが、すぐそばにいれば良いですが、そうでないと、色々なことに神経質になり過ぎてしまうこともあります。

 

そこで、新米ママと新米パパに役立つ子育ての豆知識をご紹介したいと思います。

赤ちゃんが泣き止まない

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新米ママと新米パパにとって、赤ちゃんの対応で困ってしまうのは、何をしても泣き止んでくれないときではないでしょうか?

 

抱いてもあやしても、一向に泣き止んでくれなくて……一体どうすれば良いのか分からずに戸惑ってしまって、こちらが泣きたい気分になってしまった経験がある方もいるかもしれません。

 

赤ちゃんは自分の要求を伝える方法として「泣く」という行動を取りますので、まずは、要求を伝えるために泣いているのかどうか確認することが必要になります。

 

例えば、赤ちゃんはおむつが濡れていたり、お腹が空いていたり、体調が悪かったりする時にも、泣くことでそれらのことを伝えようとしますので、そうした状態なのかどうか確認を行なうようにしましょう。そうした確認を行なってみたけれども、そうした状況を見つけることが出来なかったのであれば、それは、赤ちゃんの成長過程に必ず見られる自然現象になります。

 

実は、赤ちゃんは、生まれてから2週間から3週間経つと特に理由がなく泣き始めるようになります。そして、生まれてから3ヶ月から4ヶ月頃にピークを迎えて、以後6ヶ月位赤ちゃんがなかなか泣き止まないという状態が現れることになります。

 

ですので、この期間は赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれない状況が起こってしまうのは、ごく当たり前で、赤ちゃんが確実に成長をしているのだという認識を持って対応することが重要になります。

 

そうは言っても、赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれないと、ママもパパも相当なストレスを感じてしまったり、寝不足が続いてしまったりして精神的にも肉体的にも厳しい状況に陥ってしまうことがあります。

 

こうした状況を緩和するために、いくつかの対処方法をパパとママ二人で相談して決めておくことをおススメします。

 

泣き止まない赤ちゃんを連れてドライブに出かけてみたり、お散歩に出かけてみたり、別のお部屋で気分転換をしてみたりなど色々な方法を決めていて、パパとママ二人で協力し合うことで相互に精神的負担と肉体的負担を軽減することが出来ます。

 

赤ちゃんとテレビの関係

次に、多くの家庭にある「テレビ」と赤ちゃんとの関係について確認しておくことにしましょう。

 

赤ちゃんにテレビを見せることについての見解には様々なものがあります。ただ、どの見解も長時間の視聴についてはNGだという点は共通していますし、赤ちゃんがテレビ画面の近くに行ってみることのないように工夫する必要性については共通しています。

 

出来る限り、ママとパパどちらかが赤ちゃんと一緒にいて、テレビから離れた位置から見るようにすることと、テレビを見ながら赤ちゃんに話しかけることが大切になってきます。

 

赤ちゃんの発達には人とコミュニケーションを取ることを欠かすことが出来ません。けれども、テレビの場合は、残念ながらテレビから視聴者に情報を伝えるという一方的な方向に重きを置かれていますので、赤ちゃんが1人でテレビを見るという環境にしないことは重要な鍵になります。

 

また、1日中テレビをつけっぱなしにしているのは、一方的な情報がずっと流され続けることになりますので、集中力やコミュニケーション能力を作るための妨げになってしまう可能性があります。食事や授乳、遊びの時間などには、テレビをつけないようにすることが大切です。

 

赤ちゃんにテレビを見せるかどうかについては、パパとママ二人でテレビのメリットやデメリットについて良く考えた上で、決めることをおススメします。

 

そして、赤ちゃんにテレビを見せることに決めた場合は、今回ご紹介した注意事項を参考にしてみて下さい。

 

赤ちゃんの首すわり

そして、赤ちゃんの抱き方に大きな影響を与える「首すわり」について見ておくことにしましょう。

 

赤ちゃんの首がすわるようになるのは、生まれてから3ヶ月から5ヶ月ほどになります。

 

赤ちゃんの首がすわっていないと、抱いたりするときに、とにかく気を使って慎重になるものです。赤ちゃんの筋肉が最も早く発達するのが、首周りの筋肉になりますので、首すわりは、赤ちゃんの成長を感じることが出来るポイントとも言えます。


赤ちゃんの首がグラグラしなくなって来たら、次のような方法で首すわりを確認することが出来ます。

 

  • うつぶせに寝かせたときに、赤ちゃんが自分で頭を持ち上げられる
  • 縦に抱いて身体を少しだけ斜めにしたときに、赤ちゃんが首を持ち上げることが出来る
  • 仰向けにして両腕を持って引き起こしたときに、赤ちゃんの身体が首と一緒に持ち上がる

 

こうした状態が起これば、赤ちゃんの首がすわっていることになります。


赤ちゃんの首すわりの確認は、安全性を最も重視して行なうことが大切ですので、無理は禁物です。

 

赤ちゃんの首すわりの時期は赤ちゃんによって差があることは当然ですので、あまり焦ってしまうことがないようにしたいものです。

 

また、自分で赤ちゃんの首すわりを確認することが不安な場合は、生まれてから3ヶ月から4ヶ月目の健診で確認してもらえますので、相談されることをおススメします。

 

新米ママと新米パパのための子育て豆知識を3つご紹介しましたが、お役に立てば幸いです。