冷え性の対策は“食”の見直しから!


医療機器メーカー「テルモ」の公式サイトでは、冷え性の原因や対策などを詳しく教えてくれています。そもそも冷え性はなぜ女性に多いのでしょうか。原因としては、「熱を作り出す筋肉が少ない」「皮膚の表面温度が低い」「月経の影響などで腹部の血流が滞りやすい」などの理由があるそう。

 

やはり冷え性を対策する上では、まず“食”から見直すのが一番かもしれません。食べ物からの栄養をエネルギーに変える化学反応を「代謝」と呼びますが、代謝で生み出されるエネルギーの75%以上は“熱”。この熱が体温の維持に役立てられています。そこで冷え性を防ぐには、“体を温める食べ物”を食べるのがおすすめ。もち米やライ麦、ごま油、納豆、チーズ、玉ねぎなど、体を温める食べ物は数多くあります。そういった食材を意識して摂ることで、体の熱は保持されます。もちろん冷え性だからといって体を温めるものだけ食べればいいわけではないので、栄養のバランスにも注意が必要。

 

これから本格的な冬を迎えると、冷え性は非常に厄介です。不安な人は今のうちから対策してみてはいかが?

 

文/牧野聡子