お母さん離れの登竜門ともいえる「幼稚園」。長女・長男の場合、お母さんも分からないことがいっぱいでてんてこ舞いになってしまいますよね。そこで今回は、幼稚園に関するお悩みをピックアップ。失敗したくない幼稚園選びのポイントを先輩ママから教えてもらいましょう!

少人数幼稚園VS大人数幼稚園。それぞれの意見


集団生活の第一歩となる幼稚園選びは、慎重になるお母さんが多いかも。現在とあるお母さんも、子どもを通わせる幼稚園で悩んでいるようです。

 

決めかねているポイントは、“少人数の幼稚園と大人数の幼稚園”のどちらにするかという点。少人数の幼稚園は1クラスにMAX10人ほどで、大人数は20人くらいの子どもが所属します。お母さんは、“いい点・悪い点を教えてください”と先輩ママたちに質問を投げかけました。

 

このお悩みに世のお母さんたちの意見は対立。大人数推しのお母さんからは、「一気に友達が増えるし子どもにとって楽しいと思う!」「小学校に通う時に、同じ幼稚園出身の友達がいるのは母子ともに心強いよ」「人数が多いほうが気の合うお友達を見つけやすい気がします」「運動会とか発表会をやる時に大人数のほうが絶対に盛り上がる!」「ママ友との関係性が密になりすぎないから付き合いやすい」などの意見が上がっています。

それぞれのよさをふまえ、親子で“通いやすい”幼稚園選びを


“大人数派”の意見がヒートアップする中、少人数派のお母さんたちからは「少人数特有のアットホームさが心地いいんだよね」「距離が近いからちょっとしたことでも先生やママ友に相談できるよ!」「先生全員が子どもの名前とか性格を覚えてくれているから助かります」「少人数は卒業後も先生たちが何かと世話を焼いてくれるから良い環境じゃないかな」といった声が飛び交っていました。

 

また中には子ども目線ではなく、“お母さん目線”での幼稚園選びを推奨する声も上がっています。「人付き合いの苦手なお母さんなら大人数。誰とでも関われるお母さんなら少人数って思うと簡単に考えられるよ」「少人数のほうが先生との関係性もしっかり築けるから、お母さんにとって不安要素が少ないんじゃないかな」「お母さんが通わせやすい距離と環境を選んだほうがいいかも」「ママ友と相談して、最初からお母さん仲間がいるところで選んでみたら?」という意見も続出。悩みすぎてしまったら、お母さんの負担を和らげる視点で考えてみても良さそうですね。

幼稚園を見学するときにチェックするポイントはここ!


入園を決める前に見学へ行くのは、基本中の基本です。しかしいざ見学に行っても、どこを重点的に見たらいいか分かりませんよね。そこでここからは、幼稚園を選ぶときのチェック項目をご紹介。

 

「厚生労働省」の公式サイトでは、いくつか注意して見るべきポイントを挙げています。まず入園を検討する時期になったら、見学の前に保育担当課で情報収集や相談をすること。少しでも疑問点があったらとことん質問してみましょう。

 

実際に見学に行った時には、「部屋の中を素直に見せてもらえるか」「子どもたちの表情が生き生きしているか」「保育する人の人数が足りているか」の3つをしっかりと観察。3点を意識しながら見学すれば、次第に園の善し悪しが見えてきますよ。さらに「給食」のメニューを聞けば、どのような園生活が待っているのかイメージしやすくなりそう。

 

園によって特色や雰囲気はさまざま。見るポイントや、重要視することをまとめてから見学するといいかもしれませんね。

 

文/牧野聡子