「子どもに良い教育を受けさせたい」と思うのは親心。「教育ママ」と呼ばれるママたちは、その思い入れもひとしおで、しばしば周りが見えなくなることも。モンスター化した教育ママたちのエピソード、なにごとも行き過ぎは禁物ですね…。

 

1歳児クラスに英会話教育を直談判(芳子さん/31/保険会社勤務)

 

保育園にもともと都会で働いていた、いわゆる「教育ママ」がいます。旦那さんの転勤で引っ越してきましたが、小学校に上がるころには都会に戻る予定なので、「帰ったときに落ちこぼれてたら困るの!」と、教育に力を入れているようでした。 ある日、保育園にお迎えに行ったときのことです。「誰かが先生とモメているな」と、そばに行ってみると、それは例の教育ママ。うっかり目が合ってしまった私に、「あなたからも言ってよ!」と…何を交渉をしているのかと思えば、「英会話を導入した方がいいって言ってるのに、全然聞いてくれないの!」とのこと。

shutterstock_747595975

英語の歌に合わせて踊る程度の「楽しく英語を学ぼう」くらいならまだしも、「英会話教室を開け」と先生にまくし立てているんです。(うちの子もあなたの子も、まだ1歳になったばかりですよね…? 日本語も怪しいレベルなんですけど…)と内心で苦笑。 その後も、同じクラスのママたちにチラシを配ったりメールを送りまくったりと、かなり「迷惑な人」に変身してしまい、他のママたちに敬遠されたまま、先日都会に戻っていかれました…。