台風や地震など、いつ襲ってくるか分からない自然災害。いざという時にあたふたしないために「防災リュック」を備えておくと安心できます。どのようなものを詰めておけばよいのか、チェックしておきましょう。

 

ポイントは2つ! 防災リュックの作り方


先月放送された『助けて! きわめびと』(NHK)では、 “ママ防災士”の柳原志保さんが防災リュックの作り方を教えてくれました。防災リュック作りの極意は2つあり、1つめの極意は「修学旅行やキャンプをイメージすること」。修学旅行のしおりに載っている持ち物リストを参考に、1泊2日分の着替えや衛生用品、筆記用具などをそろえます。避難所でしばらく生活することを考え、女性はブラつきのキャミソールや生理用品も忘れずに用意してください。

 

また、柳原さんが特に役立つものとして挙げたのが「現金」。被災後はレジが使えずおつりを出せないお店も多いので、お札より小銭を持参するとよいそう。あとはキャンプで使うものを参考に、紙皿やラップなどを詰めればOKです。アルコール成分が入っていない「おしりふき」はさまざまな用途に使えるので、準備しておくといいかも。

 

そして2つめの極意は、避難生活の不安を和らげるために「ほっとするもの」をプラスすること。子ども自身が持って行きたいゲームやおもちゃなどを入れましょう。さらに、家族の情報を記入した「パーソナル・カード」を持たせれば安心。子どもが離れた場所で被災しても、連絡をとりやすくなります。

 

視聴者からは、「生活必需品だけでいいと思っていたから、ほっとするものをプラスするなんて盲点だった」「めっちゃ参考になった! 素晴らしい荷造りの仕方」といった声が。「さっそく子どもと一緒に作りたい」という人もいたようです。