![コスメキッチンバイヤーの時短メイク術](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/1/d/780w/img_1dd1ac6df585ed8e1619a76880015ee911486394.jpg)
オーガニックやナチュラルと聞くと“手間暇かけて丁寧に”というイメージで、時短とは無縁と思われるかもしれません。でもポイントを抑えればオーガニックコスメでも時短メイクができちゃうんです。
ここからはたった5分でできる時短メイク術をご紹介します。コスメキッチン・バイヤーの中條さんがスッピンの状態から普段通りのメイクを実演してくれました!
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時短メイク術 ベースメイク編
手順1. ベースはひと手間かける
毛穴の開きや脂浮きしやすい箇所にm.m.m(ムー)の「スキンスムーザー」を塗っておくだけで、肌の凹凸がつるんと綺麗に見え、日中も崩れにくいメイクに仕上がります。
![ベースはm.m.m(ムー)の「スキンスムーザー」を塗る](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/780w/img_86f2954a6169c210e638a7eaebc11f3e10048655.jpg)
化粧水、乳液もしくはオイル系で保湿ケアをしたら、ベース作りをします。ここでひと手間かけたいのが今の暑い時期。私が愛用しているm.m.m(ムー)の「スキンスムーザー」は“塗るあぶらとり紙”といわれ、肌の油分調整をしてくれる優れもの。ファンデーションを塗る前に、小鼻の脇など脂が出そうな部分や、毛穴や小じわが気になる部分に凹みを埋めるようなイメージで塗ると、表面がならされ、ファンデーションを塗ったときにつるんと陶器みたいな仕上がりに。このひと手間で脂浮きも抑えられ化粧直しがほとんどいらなくなるんです。
ただし、顔全体に塗ってしまうと乾燥ぎみになるので、ポイント使いや脂が出やすい部分だけに塗るのがおすすめ。下から上に塗ると、毛穴が隠れやすくなります。
手順2. BBクリームでベースづくり
1本で保湿や日焼け止め、エイジングケアもできる、ANDALOU「スキンパーフェクティングBB」はメイクの時短だけでなく、スキンケアの手間も省けます。
![ANDALOU「スキンパーフェクティングBB」でベースを作る](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/b/7/780w/img_b7cb8c0c1748610c66cc4453c34737252253353.jpg)
ベースメイクにはANDALOU「スキンパーフェクティングBB」を使っています。1本で化粧下地、ソフトカバー、保湿ケア、UVケア、エイジングケアなどができる優れもので、わざわざスキンケアに時間をかけなくてもいいので “おいしいとこどり”できる時短アイテムですね。
![ANDALOU「スキンパーフェクティングBB」で顔のベース作り](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/780w/img_73652789a97f3722ef293cb5d3acfaae2577924.jpg)
量はお好みなんですが、私は2プッシュくらいとっています。このまま顔にのせるのではなく、まずは手元に広げて肌の温度に合わせていきます。アイテムにもよりますが、オーガニックのものは植物油などが豊富に含まれているので、人肌で溶けるものが多いんです。直に肌にのせるよりも温もりを加えてあげることで肌なじみが格段に良くなります。色ムラにもなりにくいですし、薄いベールをまとったようなナチュラル肌に仕上がりますよ。
![IMB_9589](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/780w/img_71e7c4057a42fddd3935bea92d54f6d010237382.jpg)
BBクリームは仕上げのひと手間にやさしくハンドプレスをしてあげると肌にフィットするのでやってみてください。
自分でBBクリームやファンデーションを選ぶときは、まず自分の肌の色に合うこと、好みの肌なじみであることを重視してください。「なりたい仕上がり=自分に合う」とは限りません。そのうえで「美白したい」「エイジングケアをしたい」というようなご自身の要望に合うポイントがプラスされているものを選ばれるといいと思います。BBクリームだけではカバー力が不安という方もいると思いますが、今はリキッドファンデーションくらいの発色があるものも増えてきています。お好みの発色を探してみてくださいね。
コスメキッチンでは複数のブランドをご紹介しているので店頭スタッフに話しかけていただくのがいちばんです。自分で選んで失敗しちゃうより、どれが合うのかを実際に体験することができるのでぜひカウンセリングを受けてみてください。
手順3. ファンデーションで赤みをカバー
赤みやくすみが気になる場合は、TV&MOVIE/10min「ミネラルパウダーファンデセット」をブラシでサッとのせてカバーしましょう。
![TV&MOVIE/10min「ミネラルパウダーファンデセット」](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/f/b/780w/img_fb478f28ffd206548f8711c07b9c76331313994.jpg)
ファンデーションはクリームタイプやスティックタイプなどいろんなタイプがありますが、BBクリームと合わせるときはパウダリーってすごく扱いやすい。手も汚れないので携帯にも便利です。
![TV&MOVIE/10min「ミネラルパウダーファンデセット」の使い心地](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/780w/img_d9103853a25a394597281ab4e91c1aea11467707.jpg)
TV&MOVIE/10min「ミネラルパウダーファンデセット」は誰もが使いやすいようパフとブラシ2種が付属しているんですが、特にコンシーラー使いのようにしっかりカバーしたいときは小さいブラシを選ぶとピタッとつくのでおすすめです。これで気になる箇所がカバーできたらベースメイクは完成です。
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時短メイク術 アイメイク編
手順1. アイシャドウでくすみをカバー
大人の目元にはnaturaglaceの「アイカラーパレット」をささっと指付けして色味やグラデーションをプラス。目元周りのくすみもカバーでき、綺麗なパールがしっくりとなじみます。
![naturaglaceの「アイカラーパレット」](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/f/6/780w/img_f69dfd61cb9fa40b84f7148765b1c7131867896.jpg)
アイメイクは、眉よりもまずはアイシャドウから始めるとバランスよく仕上がります。個人的には時間もかからずワンパレットですんで手軽なので、naturaglace「アイカラーパレット」をよく使っています。
色は私の肌になじむピンク系やレッド系など、赤みカラーを選ぶことが多いのですが、イエロー系も綺麗に仕上がるのでおすすめです。グレーイッシュだったり、ブラウンなどの暗みカラーは目がくすみやすいというか、自分の印象をキツく、暗くしてしまったりするので、使うときは塗る範囲や色の強さを気をつけます。パールが入っていると肌色になじみやすく扱いやすいので、パール入りがおすすめです。
「アイメイクは苦手」というかたもいますが、やっぱり年齢を重ねると目の周りのくすみやハリ感が気になりますよね。ファンデーションだけではカバーしきれなかったり、明るい色を塗りすぎると目が小さく見えてしまったりすると思うので、アイシャドウを薄めにつけてあげると「しっかり塗っていないけど目の周りがイキイキしてきれい」みたいに仕上げることができるんです。
![IMB_9638](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/4/c/780w/img_4c90c3277d544d64d5529dfbfc25588210965939.jpg)
メイクの仕方ですが、まずいちばん薄い色からつけていきます。チップを使うと粉が厚くつきやすく目元の印象が強くなりがちなので、私は指でつけるのが好きです。指だとなじませるごとにニュアンスがどんどんたされていく感じなので、濃淡の調整がしやすいんです。また、指でサッとつけられるので慣れると一瞬で終わって時短になります。
![IMB_9640](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/780w/img_027a43a7f7a9d34807bd022c9f812d9010893888.jpg)
塗るときは、指でとって、手のひらでちょんちょんっと抑えるんです。そうすると表面の粉っぽさが落ちるので。そのあとに全体につけていきます。
![IMB_9644](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/780w/img_1f2ba0c223338bb43cd6e902e642243c10834652.jpg)
ポイントは目の形にもよるんですが、ベースに使うカラーはアイホールと呼ばれる眼球周りの骨の内側に広めにつけていくと、目元が本当にきれいな肌色に見えます。二重の幅だけとかアイホールの半分くらいにベースカラーをつける人もいると思うんですが、そもそもこの目の骨のくぼみがくすんで見える原因だったりするので、ここに明るいパールが入った色味がのってくると目の周りがきれいに見えてくると思います。
続いて2番目の色。同じように指でとって二重の幅やアイホールの1/3くらいのところにのせていきます。色の出方など好みに合わせて幅を決めてください。私は、最初は中央につけ、次にサイドから中心に集めていくようにつけています。こうすることで色が外側に流れすぎず、サイドがやや薄めの立体的な塗り方になります。いちばん濃い色は使わないことが多いんですけど、目元をパチッとさせたいときは、仕上げにチップでアイライナーのように濃い目の色をひくこともあります。
![IMB_9684](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/e/6/780w/img_e6820b96f7837e5adeac3d10f8dc5bd011395202.jpg)
基本的にはワンパレットで十分なんですが、仕事や保護者会などキリッとしたところに行く時にプラスするアイテムがあります。Celvoke(セルヴォーク)「ヴォランタリーアイズ」のシースルーブラックというカラーなんですけど、これがめちゃめちゃおしゃれなんです。Celvokeのメイクラインは陰影をテーマに、女性の奥深い色気などをイメージしているんですけど、この一色を普段のメイクにたすだけで目元の雰囲気がはっきり変わるんです。使い方は私の場合はもっぱら目のキワのところにつけて目元を引き締めるような印象に仕上げています。
![IMB_9686](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/e/9/780w/img_e9e55e1728ea4953034b23b7de9ce89c10733333.jpg)
見た目が真っ黒なので肌にのせるのに少し勇気がいるかもしれませんが、これをたすことで簡単に目元に自然な深みを出すことができるんです。黒がのったという感じではなく、影がたされたような印象に仕上がるので、自然に雰囲気が引き締まるんです。
キリッとさせたいときってラインを引いたり、いつもはピンク系だけどブラウン系を使うとかしがちだと思うんですね。また、普段し慣れないメイクをするからちょっと緊張して、時間がかかっちゃったりしますよね。でもお気に入りのカラーはそのままに、ちょっとポイントカラーをたすという方法だと普段しているメイクにワンポイントだけなので、指も動作もほぼ普段通りで失敗なくサッと仕上がるんです。
このCelvoke(セルヴォーク)「ヴォランタリーアイズ」のシースルーブラックは本当に重宝しています。ほかのアイシャドウでは再現できません。
手順2. マスカラで目元をイキイキと見せる
目元をイキイキさせたいときは、MiMC「ミネラルロングアイラッシュ」でまつ毛をきれいにコート。液体をよくしごいてからつけると失敗しません。
![IMB_9739](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/780w/img_e4f85f8bf0fd524570afb4bf6735efba12137860.jpg)
続いてマスカラですね。ブラックが主流なんですけど、マイブームとしてはMiMC「ミネラルロングアイラッシュ」のブラウンです。ブラウンって表情をやわらげてくれる効果もあるので、キリッと仕上げたいときはブラック、普段使いで目元をはっきりさせたいときはブラウンを選びます。これは暗めのブラウンなので、落ち着いた仕上がりでママでも扱いやすいです。漆黒のマスカラが世の中には多いんですが、ヘアカラーってカラーリングされてない方でも真っ黒ではないはずですよね。真っ黒のマスカラは人によっては強調しすぎの目元に仕上がってしまいます。日本人の髪の毛になじみやすいのは実は暗めのブラウンだったりするんですよ。
![IMB_9746](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/780w/img_8705bc47e6800a5182a61ef1f00be12211587306.jpg)
使うときなんですが、普通に出して使うと液がたくさんついてダマになりやすいので、ヘリに沿わせるような感じでブラシについた液体を均等になるようしごいて調節してあげるのがポイントです。ブラシが根元まできれいに見える状態までしごいてあげるといいですね。その状態でのせると失敗も少なく、薄く色がついて1本1本コートしてくれるので上品な印象になります。
![IMB_9747](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/780w/img_8f163dd9343fa6ceda8cc053fb1d523110259872.jpg)
塗り方は最初にまつ毛をとかすように満遍なくつけて、最後は根元からくっと押し上げるように揺らして抜くと綺麗に仕上がるのでおすすめです。ちなみに私は下のまつ毛にはマスカラはつけないんです。下まつげを塗るだけで目が強調されやすく印象をかなり変えてしまうので、普段からつけているかたはいいのですが、普段つけていないかたで、印象をあまり変えたくない場合は下はつけなくてもいいかなと思います。
手順3. 眉はパウダータイプで自然な仕上がりに
時間のかかる眉は地毛を生かしてパウダータイプのnaturaglace「アイブロウパウダー」だけで仕上げます。
![IMB_9776](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/780w/img_02b06cdef4e0f0657f48908d0b16f4f011512065.jpg)
実は、目の印象で眉の形も決まるといわれているので、アイメイクが完成した後に眉を描いた方がバランスよく仕上げることができます。
普段はnaturaglace「アイブロウパウダー」だけで完成させます。ペンシルのみだと眉の輪郭が強調されやすいため、パウダー仕上げで柔らかくふんわりとした印象で顔の一体感をより出していきます。キリッとした眉に仕上げたいときはパウダーのあとにペンシルを少したしてあげると輪郭がはっきりするので使い分けてもいいと思います。
色はブラウン系を選んでいます。髪の毛の色が暗いからとグレー系を選ぶ人が多いんですが、ブラウンだと目周りの表情が明るく柔らかく見えます。
![IMB_9788](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/1/2/780w/img_1271cc1c629bb0708da2be86f97809b411599332.jpg)
パウダーブラシは輪郭を決めたいときは鋭い方、密度を埋めたい時は長い方を使います。
![IMB_9798_トリミング](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/780w/img_2e39dfd967e3fb194a1043dd3a57ae841891479.jpg)
描く前にまずは手持ちのスクリューブラシで眉毛をとかします。下から上にとかしてから、その毛を寝かすように横に流すときれいな毛流れができ、自然な輪郭が決まります。
![IMB_9812](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/780w/img_1063a17ac3e2b103433156d4bb72200d9967114.jpg)
私はある程度地毛が生えているので、眉山から眉尻を書きたすだけでだいたい終わりです。下手にいろいろ色を加えていって結局ぼかしが必要だったりすると時間がかかってしまうので、自分の毛を生かすためにも顔の印象が決まる眉山から眉尻の形(眉の輪郭)が決まればだいたいOKとしています。
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時短メイク術 リップ&チーク編
手順1. リップでしっかり潤す
カラーをのせる前にMEDISKIN「メディスキンベビーナチュラルベビーバームスティック」で唇をケアしましょう。
![IMB_9825](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/780w/img_d239f545c858942275818956a38eb6be9572322.jpg)
リップはケア、カラーの2ステップ、またはグロスを加えた3ステップを好みに合わせてチョイスします。私はいつもMEDISKIN「メディスキンベビーナチュラルベビーバームスティック」で唇を潤します。
![IMB_9837](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/1/e/780w/img_1e147dd7e17d0291c31f34e3ed018b7410327516.jpg)
全体的に唇を潤すのはもちろんですが、リップケアは基本的に鎮静効果のある成分を配合しているアイテムを選ぶようにしています。妊娠してからホルモンバランスの乱れからか唇の脇が切れてしまうことが多いので唇の脇もしっかり塗ってケアするようにしています。ちなみにこのリップクリーム、本来は赤ちゃんの保湿用のスティックなんです。全身に使える保湿バームなんですけど、リップとしても使えるアイテム。赤ちゃんや子どもの保湿も兼ねられるので、親子で使えて携帯するのにも便利です。
手順2.発色のいい色付きリップで手軽にカラーリング
発色の良い色付きリップAQUA・AQUA「オーガニックスイーツリップB」で手軽に奇抜になりすぎないカラーリングができます。
![IMB_9844](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/0/a/780w/img_0ae125b85968bff142d772b0dedab7a510591753.jpg)
次に色つきリップでカラーリングします。私は普段、ナチュラルメイクが好みというのもあって、口紅ではなく発色がいい色つきのAQUA・AQUA「オーガニックスイーツリップB」をつけています。色つきリップにもリップクリームの効果があるのでこの1本で仕上げてもいいと思いますが、私の場合は色がつきすぎないよう、ベースにリップクリームを塗ってから色つきリップを使うようにしています。
この色つきリップはとにかく発色が良くて、ひと塗りで赤がしっかり発色されやすいため、軽めのタッチでニュアンスを確認しながら塗るようにしています。流行りのじわっとにじむような仕上がりになります。
![IMB_9846](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/780w/img_8fdb3ea697bb9d3842a1ccc87b06110310244040.jpg)
赤をつけたいけれど唇の溝に入ってしまったり、ムラなどで失敗したくない方はリップクリームでしっかり潤した状態で塗ってあげると失敗は少ないと思います。
手順3. グロスでツヤとぷるっと感をプラス
ツヤやぷるっと感が欲しいときはamritara「ピュアトリートメントリップグロス」で仕上げましょう。
![IMB_9871](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/780w/img_433a4da84e4c223cf5674447576aa77210903987.jpg)
最後にグロスですね。グロスはamritara「ピュアトリートメントリップグロス」がお気に入りです。ぷるんと仕上げたい時や唇のコンディションが悪いときに使っています。実は、グロスは基本的にはペタついたり、膜感があんまり好きじゃないんですけど、このグロスはさらっとしていて使いやすいんです。また、唇のトリートメントをしてくれる成分が含まれているので、乾燥や荒れ気味のときこそこのグロスをつけています。カラーをしない日にリップクリームとして使うこともあります。
手順4. チークは色付きリップで血色のいい頬に
血色のいい頬に仕上げたいときはAQUA・AQUA「オーガニックスイーツリップB」をチークにも応用しましょう。
![IMB_9849](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/780w/img_46241ed18e711d6dba74ef8ae776f5f910581528.jpg)
個人の判断にお任せしますが、私は色付きリップAQUA・AQUA「オーガニックスイーツリップB」をチークにも使っています。このリップは鮮やかなのに透明感もあってよく伸びるので使いやすいんです。頬にダイレクトにピッピッと引いてなじませてもいいですし、あえて唇にたっぷり塗ってあげてそこからとってつけてもいいと思います。唇からとって塗る場合はグロスを塗る前にチークを塗ってくださいね。
![IMB_9855](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/a/f/780w/img_af0e4a1aed7ff53c7d48246a970d4c5010727763.jpg)
チークにも使えるリップは、しっとりとした質感がスキンケアのように肌に密着して、つけると自然に血色が良くなった感じの頬に仕上がるところがいいところだと思います。唇と頬の色味が揃うと顔全体がまとまりやすいのでメイクが苦手な方にもおすすめのテクニックです。
オーガニックコスメはメイク製品の配合成分がスキンケアと変わらないものが多いのでこういった多様な使い方をする際にもおすすめですね。一般的な口紅は発色や質感など唇にのせる前提で作られているので、チークには適さない成分が含まれていることが多いと思います。特に石油由来の成分でツヤ出し目的で配合されているポリ系やシリコン系、合成色素などはグロスや口紅にも含まれていることが多いのですが、しっかり落とさないと肌に蓄積されてしまいがちです。それが毛穴に詰まり、肌の負担になって肌荒れの原因になることも考えられるので、すべての口紅がチークとしても使えるというわけではないんです。
今は「リップ&チーク」として売られている製品も増えてきています。リップとチークがワンアイテムですむのでコスパもいいし、時短にもつながります。さらに植物原料で作られていてスキンケア効果も期待できるようなものが多いので、まさに一石三鳥ですね。
![IMB_9914](https://chanto.ismcdn.jp/mwimgs/8/0/780w/img_800fb8560c0abea1caea0b46fcdf5d2a7210706.jpg)
これで完成です!1つ1つの手順は難しいことはしていないんですけど、それぞれに抑えたいポイントがちゃんとあるので、そこを面倒くさがらずに取り入れるだけで簡単に綺麗に、かつ時短で仕上がります。私はいつもこのメイクをだいたい5分くらいで仕上げています。ぜひ参考にされてみてくださいね。
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PROFILE 中條 直子(なかじょう なおこ)
コスメキッチン・チーフバイヤー。オーガニックの歴史、成分、カウンセリングにまつわる知識が深く、家庭でもオーガニックライフを取り入れている。現在第3子を妊娠中のママでもある。http://cosmekitchen.jp/
取材・文/田川志乃 撮影/滝沢育絵