おっぱいを卒業するには、無理矢理やめさせる“断乳”ではなく、自然と離れていく“卒乳”が理想…わかっちゃいても働くママたちには復職の時期や仕事の都合もあって、悠長に構えていられないケースが多々。みんなはどうやって卒乳したの!?

みんなの卒乳時期や方法は?

執着が芽生える前にあっさり卒乳(瞳さん/33/薬剤師)

復職が決まったのは娘が8か月の頃。保育園に預けるのを期に、卒乳を余儀なくされました。完全母乳だったので、粉ミルクに慣れてもらうことから開始。

 

幸い離乳食も順調に進んで粉ミルク粥なども食べ慣れていたので、味はクリア。でも、娘はどうしても「哺乳瓶」を受けつけず…せっかく新品を買ったのにー! 

 

代わりに大活躍したのがマグ。最初は上手に吸えなかったものの、保育園入園までには練習を繰り返し、なんとかマグから粉ミルクが飲めるようになってホッとしました。

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まだ割と小さかったからか、おっぱいへの執着はあまりなかったようです。ただ吸ってもらえないことで、私のおっぱいのほうが破裂寸前! 搾乳しても追いつかず、こっちからお願いして娘に吸ってもらったりしました。

 

執着がなかったのは、ありがたかったような、でもちょっと寂しかったような…私はいろんな意味で泣きましたが、子どもはあっさり卒乳していきました。

 

夜間の卒乳は復職前から計画的に!(歩さん/39/公務員)

 日中はおっぱいがなくても機嫌よく過ごしていた息子ですが、問題は夜中。寝ぼけて泣くたびに、添い乳で乗り切っていました。でも息子が10か月になって私が復職すると、睡眠不足がとんでもなくキツイ…! なので休みが続くゴールデンウィークを利用して、完全卒乳を決意しました。

 

「おっぱいバイバイね」と説明すると笑顔でうなずいていたものの、いつも寝ぼけながら吸っていたので、いま思えばちゃんと意味がわかっていなったのかも…。

 

日中たくさん遊んで疲れさせ、ご飯もたっぷり食べさせてから寝つかせ。ここまではスムーズでした。ところが2時間ほど経過したところでふにゃふにゃと起き出して…トントンも子守唄も効果なし。おしゃぶりも投げ捨てます。

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抱いても、寝かせても泣き止まずに1時間。泣き疲れて一瞬眠るも15分もたたずに、またふにゃふにゃの繰り返しで…「もう、添い乳してしまおうか」と何度も挫折しかけましたが、懸命に我慢。

 

とうとう私は一睡もできず、朝を迎えました。息子は次の日は一日じゅう、ウトウトと寝たり起きたり。そしてその日の夜も同じ調子でした。

 

「こんな日が続くのは地獄!」と疲れ果てていた3日目、諦めたのか疲れたのか、息子は熟睡。夜もまとめて眠るようになり…めでたくそのまま、無事完全卒乳となりました! 復職までに、睡眠時間を確保できるようにするのをおすすめします。

 

おっぱいへの執着がぬいぐるみに移った(孝子さん/36/イラストレーター)

1歳をすぎてもおっぱい星人だった娘。1時間ごとに「ぱい! ぱい!」と私の服をめくりあげては、おっぱいに吸いついていました。

 

正直なところ、「保育園に行くようになれば自然と卒乳かなー」なんて、のんきに考えていたのが甘かった…復職を機に保育園に通うようになりましたが、帰宅してから就寝まで、ほぼずっとおっぱいにしがみついているような状態になっていました。

 

仕事から帰って、あわただしくお風呂や食事を準備している時にも「ぱいー!」と泣かれ、かわいそうなの半分、イライラ半分…家族全員が疲れ切ってしまい、ついに卒乳に本腰を入れることにしました。

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卒乳時期や方法のまとめ

ネットで“卒乳”について調べ上げ、おっぱいのイラストを描いて娘に説明し、「おっぱいさんバイバイだよ」と言い聞かせ、“やめると決めたら徹底してやめる”を守り抜きました。その甲斐あってか、1週間で卒乳は成功。

 

そのかわり娘は、大好きなぬいぐるみを肌身離さず持ち歩くようになりました。それまで取り上げるのはかわいそうなのでそのままに…3歳になったいまでも一緒に寝ています。

 

子どもにとってのおっぱいは、最初は“身体の栄養”、大きくなるに従って“心の栄養”の意味合いが大きくなるといわれています。やめる時期によって、起きる問題や対応もそれぞれですが、大事なのは“徹底すること”と“できるだけ安心させてあげること”。

 

働くママにとっては、復職前に乗り越えるべき大きな壁のひとつですが、なるべくストレスフリーな卒乳を目指してがんばって!

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ライター:矢島みさえ