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赤ちゃんの夜泣きは、お母さんたちにとって深刻な問題。いつ寝てくれるのかも分からず、あやす方にとっては途方もなく長い時間に感じますよね。そんな心細い夜泣きに悩むお母さんたちの元に、朗報が飛び込んできたよう。

ワンオペ育児のママには救世主!“夜泣き外来”とは


今年7月、兵庫県立リハビリテーション中央病院に乳幼児を対象にした「夜泣き外来」が新設されました。発達障がいの予防や早期発見、眠れない親の精神的負担を和らげる場所としての機能が期待されています。

 

「夜泣き外来」のニュースにネット上では、「ワンオペ育児で孤立感を持っているお母さんの希望になりそう」「今から激混みになるのが想像つくね」「何かあればここに相談できるっていう安心感があるだけでも嬉しい」「今まで医者に相談しても曖昧に返答されていたからなあ… すぐにでも子どもと駆けこみたいところ」と歓喜の声が後を絶ちません。

 

さらに「ぜひ全国区にしてほしい!」「神戸だけじゃなくて、東京とか福岡にも置いてほしいね。すごい需要があると思う」「専門外来ができることによって、夜泣きに対する理解を男の人にも分かってもらえるんじゃないかな」といった意見も多数。

夜泣きの改善方法は?


視聴者の悩み相談と連携している『助けて! きわめびと』(NHK)では、夜泣きのお悩みについてピックアップした放送回がありました。全国で講演やワークショップを開催する清水悦子さんは、夜泣き専門保育士として登場。お母さんからの夜泣きに関する相談に答えていくことに。

 

一晩に10回以上起こされる生活が、1年以上続いているというお母さん。寝つきが良くなるように、寝る直前まで活発に子どもを遊ばせているそうです。しかしこの方法は全くの逆効果。大人と比べて睡眠が浅い赤ちゃんは、眠る直前まではしゃいでいるとすんなりと入眠できません。

 

そこで清水さんは、「寝る前の30分をゆったり過ごすこと」を提案。間接照明などの柔らかい光の中で過ごす時間を作ることで、入眠がスムーズになり睡眠も深くなる効果が期待できるそうですよ。

 

この方法に視聴者からは反響が殺到。「うちも寝る前にテレビを見せてたから夜泣きがひどかったのかも! 今夜から実践してみよっと」「夜泣きで困ってるママ友がいるから教えてあげたくなった」「寝る直前まではしゃがせるのが逆効果になっていたのは意外だったな」といった声が上がっていました。

 

専門外来や専門家の力を借りながら、きつい夜泣き時代を乗り越えられるといいですよね。

 

文/内田裕子