機能

細かい部分ですが、ポケットや左右の荷物を下げる部分、金具などの使い勝手もポイントです。

 

外側のマチポケットは従来3センチ程度が多かったのですが、8センチまで開くものも登場しています。このくらい広いと、体操服や給食袋、裁縫セットなども入るため、雨の日に左右にぶらさげていた小物が濡れにくくなり、両手が空いて安全性が高まります。

 

外側に袋物をぶら下げる金具も、「ナスカン」「Dカン」などがありますが、低学年の子どもにとってはナスカンは開閉が固くて使いにくいことがあるため両側Dカンにしているなど、メーカー独自の工夫がされています。

 

肩ベルトに防犯ブザーをつけるための穴も、1か所しかないと、成長につれ、いざという時引っ張りにくい位置に来てしまう場合があるので、複数開けてある方が安心ですよね。

 

他にも、髪の長い子の場合、背中の吊り下げ金具に髪がはさまらない独自の形状になっていたり、革製ループになっていたりという工夫もあります。

 

丈夫さ・耐久性

下校中の子どもたちを見ていると、ランドセルの扱いも十人十色です。放り投げられたり、公園でイス代わりにされたりと、苛酷な状況にあることも多々…(笑)。

 

壊れた時の保証内容はどこでも同じではなく、1年目のみ修理が無料というメーカーから6年間無料保証付きのメーカーまでありますし、修理期間にランドセルを貸し出してくれるなどのサービスも各メーカーで異なります。

 

キレイに使うタイプの子には、そこまで丈夫さを求めなくても、6年間壊れることなく使い終えることは十分可能ですが、「うちの子ヤンチャだから心配…」という場合、保証内容もチェックすると安心です。