子どもたちの目を長年診てきた富田先生の意見としては、「スマホを持たせるのは、最低でも中学生以上」。その場合も、ルールを守って使わせることが大事です。


「充電器はママが管理するから、充電が必要なときはママに渡すこと」「使っていいのは21時まで。自室に持っていかないこと」といったルールを、スマホの購入前に細かく決めておきます。

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「持たせた後で使いすぎを注意しても、たいていは無意味。家庭内できちんとルールを決めてから、使わせるようにしてくださいね」 <取材協力>

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富田 香先生(平和眼科院長)
1980年慶應義塾大学医学部卒業。国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)等の勤務を経て、1987年より平和眼科勤務。専門は小児眼科。とくに知的障害、肢体不自由、聴覚障害、発達障害など、さまざまな障害をもった子どもの視覚支援に力を注ぐ。

取材・文 川西雅子

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