「週末はまとめ家事」という、働くママの声はよく聞きますが、実際はどんなことをしているんでしょう? やってることや方法など、具体的に話を聞いたら…意外にも「楽しんでる」様子が見えて来ました。働くママの「週末まとめ家事」の実態に迫ります!

ハイテク家電を駆使!徹底的にラクします(さやかさん/42/広告代理店)

4LDKで、小学生の子どもふたりと旦那の4人暮らし。最近購入したハイテク家電を駆使して、週末にまとめて家事を行っています。 まずは「お掃除ロボット」。本当に早く買えばよかったなと思うほど優秀! 私も旦那もズボラなので掃除機は週1回、週末にイヤイヤ掃除機をかけていたのですが、これが来てからは、ピッ!!とボタンを押すだけで、勝手にお掃除してくれます。

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価格帯は312万円くらいでしたが、悩んだ末に約5万円のものを購入。ボタン一つできれいになるので、その間に他の家事を進めます。 完璧を求める方には少し物足りないかもしれませんが、ズボラな私たちからすれば、もうピッカピカという域。お掃除ロボットにしっかり働いてもらえるよう、床にもものを置かなくなりました。その後は「床拭きロボット」の登場、この子がまた賢くて! ちなみに、洗濯機も乾燥まで一気にしてくれるタイプです。洗濯は週に数回ですが、高層階なので洗濯物を外に干す習慣はなく、乾燥までできあがった洗濯物を各自がたたむ方式。週末まとめ家事といっても、私ではなく「ロボットたちががんばってる」という感じです。

憂鬱なはずのまとめ家事が「だんらん行事」に(秋さん/38/事務)

平日は学童のお迎えギリギリまで仕事なので、家事は週末にまとめてやることが多くなってしまいます。 週末になると一家総出で、「お掃除大会」を開催しています。これはタイムを計って、家族で掃除のテクを競うというもの。窓ふきなどは、アイスや「夕飯のメニューを決められる特権」をかけて、同じ面積で競います。 こないだは、すごく高いステーキをオーダーされたので、少しビビりましたが、まあこれもイベントということで楽しんでます。

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一度行事化してしまえば、息子のほうから「やろうよ~」と言ってくれるケースも(ちなみに4年生になる息子は、ママのお手伝いが大好きな〝デキるやつ〟です)。 主人もなんだかんだ楽しそうなので、ありがたいことに、今は「週末のまとめ家事」が一家だんらんの行事です。何歳まで一緒にやってくれるかなぁ(笑)。

掃除→洗濯→料理の作り置き…段取りが快感!(みなさん/34/編集者)

 週末はいつも、子どもと旦那が出かけている間に、一気に家事を済ませています。まずは洗濯機を回して、そのままお風呂掃除。バスタブは毎日掃除するんですが、それ以外はやっぱりおろそかになっているので、週1で徹底的に掃除するようにしています。 その流れで洗面所もちゃちゃっと済ませて、ちょうど出来上がった洗濯物を干し、来週分のお料理の作り置きをスタート。実は最近、作り置き料理の本の編集をしたことがきっかけで、興味を持って。いまではすっかり作り置きにハマっています。
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数日で食べきるものは冷蔵、週の後半で食べるものは冷凍が基本。だいたい34時間かかりますが、ここでやっておけば一週間、温めるだけで夕食はOK! 私より旦那のほうが帰りが早いことも多く、先に帰ったときは準備しててくれます。なので、保存容器に曜日とメニュー名を書いた付箋を貼って、ちょっと余裕があるときはメッセージなんかも書いています(笑)。 煮込みに時間がかかる料理などがあれば、それを火にかけながら掃除機かけ。手伝ってもらいたいと思ったこともありますが、私はこだわりが強くって…ひとりでテキパキと段取りするこの時間が、実は週末のお気に入りになっています。 家電を取り入れたり、家族を巻き込んだり、段取りを楽しんだり。今回取材させていただいたみなさんの共通点は、楽しそうに週末のまとめ家事をこなしているということ。 そうはいっても、週末にたまった家事はなかなか手強い!少しでも「楽しみポイント」を見つけられるよう願います!

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ライター:鈴本ちさこ 元ナンバー1キャバ嬢。会社経営者との結婚を機に引退し、自身の恋愛経験を書いてほしいと、依頼されたことをきっかけにライター活動を開始。某有名恋愛ライターのゴーストとしても活動している。ずれた金銭感覚で、ママ友ができないのが悩みの種。