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飲食店に食べ物や飲み物を持ち込んでいいのか、悩んだことはありませんか? 今回は飲食物の持ち込みについて、世間の人がどんな風に考えているのかご紹介。実際にお店が設けている「持ち込みルール」の実例も取り上げているので、参考にしてみてくださいね。

飲食物の持ち込みはどこまでOK


今年7月、個人経営の居酒屋に勤めているパート従業員の発言が大きな議論を呼んでいました。お店では飲食物の持ち込みが頻繁に行われているそうで、子連れ客は水筒やお菓子類、若者グループはケーキなど種類も様々。しかも食器類を要求したり、食べ残しを放置したりと自由に振る舞っているようです。

 

店長が「次回から持ち込みは遠慮してほしい」と注意しても、持ち込みをするお客は後を絶たないようす。従業員はお店の状況を説明した上で、「世の中の認識として持ち込みはどこまでOKでしょうか?」と質問を投げかけていました。

 

従業員の疑問に対して、ネット上では「どこまでも何も、常識的に考えたら全部ナシ」「むしろ平気で飲食物を持ち込む人がいることに驚いた!」「食中毒とかトラブルが起こる可能性もあるし、絶対にありえない」と持ち込み自体を否定する声が殺到しています。

 

他方で“事前確認が大切”という考えもあるようで、「飲食物を持ち込むとしたら、マナーとして先に確認しておくべき」「個人経営のお店ならわりと融通が利くから、事前に電話しておけばいい」「バースデーケーキを持ち込むことはあるけど、お店には必ず持ち込みできるか聞いてるよ」といった声が。そのほか「赤ちゃんのために離乳食を持ち込むのはありなんじゃない?」「うちは子どもが小さかった時に水筒を持ち込んでた」などの意見も見られました。

施設によって違う様々な「持ち込みルール」


飲食店の中には、あえて“持ち込みOK”という方針を打ち出す店舗もあるようす。今年4月放送の『坂上&指原のつぶれない店SP』(TBS系)では、東京都北区のスーパー内にある「ドムドムハンバーガー」に取材を行っていました。同店ではスーパーで購入した飲食物を店内に持ち込めるのが大きな特徴。店内で商品を購入した人とスーパーの利用者が、一緒に食事を楽しめる仕組みになっています。

 

また昨年放送された『ビビット』(TBS系)では、テーマパークの飲み物事情について特集。「レゴランド・ジャパン」では、園内の飲食店を利用してもらうため元々飲み物の持ち込みを全面的に禁止していました。ですが熱中症対策などを理由に、“水筒限定で持ち込みOK”へと方針を転換。

 

そのほか「浅草花やしき」や「富士急ハイランド」では水筒やペットボトル、アルコール類まで全面的に持ち込みOK。「東京ディズニーリゾート」では、水筒やペットボトルに限って持ち込み可となっているそうです。

 

トラブルを避けるためにも、飲食物を持ち込む際は事前にルールを確認しておくのがベターかもしれませんね。