子どもの習い事ってどのぐらいお金がかかるの? 子どもの習い事は、いつから始めれば良いか分からないものです。周りの子どもが習い事を始めると、自分の子どもも習いたがることもあるでしょう。また、子どもから興味を持ち、習い事を始めたいという場合もあります。子どもの将来を考えて、ママが子どものためになる習い事を探してくることもあります。 いろんなきっかけで始めることになる子どもの習い事ですが、いざ始めようと思ってもどんな習い事を習わせたら良いのか、また、費用はどの程度かかるのか分かりませんよね。 子どもに人気の習い事を調べてみましたので、子どもの性格を考えた上でどのような習い事を始めれば良いか、参考にしてみてください。

■人気の習い事ランキング(男女別)

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子どもの習い事は数多いですが、男女では若干の違いがあるようです。2017年に実施されたアンケートを元に、5歳から12歳までの子どもが習っている人気の習い事のランキングを紹介します。 ■男の子 1位 水泳


2位 学習塾・幼児教室


3位 英語・英会話


4位 サッカー


5位 習字・ペン字


6位 野球・ソフトボール


7位 体操・新体操


8位 ピアノ


9位 そろばん


10位 テニス 男の子はサッカーや野球などのスポーツ系の習い事が、半数もランキングされていました。じっとしている習い事より、体を動かしたいと思う男の子が多いかもしれませんね。


 

■女の子 1位 水泳


2位 ピアノ


3位 学習塾・幼児教室


4位 英語・英会話


5位 習字・ペン字


6位 そろばん


7位 ダンス(HIPHOP・社交ダンス・ジャズなど)


8位 体操・新体操


9位 バスケットボール


10位 絵画・造形


 

女の子はピアノやダンス、絵画などといった芸術系の習い事が目立ちます。ドラマやアニメなどの影響も強そうですね。 男女ともに人気が高いのは水泳、学習塾、英会話という結果になりました。体力作りのために水泳を習っていることも多いですが、子どもが気軽に始められる習い事としておススメといえます。 将来的なことを考えて、早くから学習塾に通っている子どもも多いようです。また、今後ますます需要の高まる英語は、これからさらに人気があがるのではないでしょうか。

■習い事費用ランキング(上記から平均費用が高い順に・内訳も添えて)

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習い事にどれほど費用がかかるのか計算してみました。年間に必要となる最低費用でランキングしました。 1位 学習塾  90000円


   内訳


   ・入会金 0~10000円


   ・年会費 0~3000円


   ・月謝 7000~14000円/2科


   ・教材費 3000~10000円


   ・テスト費 3000~5000円 同率2位 ピアノ 87000円


   内訳


   ・入会金 5000~10000円


   ・月謝 5000~10000円/週1回


   ・教材費 10000~12000円


   ・発表会参加費 12000~15000円


   ・発表会衣装代 10000円 同率2位 英会話  87000円


   内訳


   ・入会金 10000~12000円


   ・月謝 7000~10000円/週1回


   ・教材費 20000~200000円 4位 水泳  72000円


   内訳


   ・入会金 5000~10000円


   ・月謝 5000~6000円/週1回


   ・水着代 3000円


   ・ゴーグル 1000円


   ・スイミングキャップ 1000円


   ・水泳大会参加費 2000~3000円 5位 習字  29000円


   内訳


   ・月謝 2000~5000円/週1回


   ・書道道具費 5000円 習い事に一番お金がかかるのは、やはり学習塾のようです。習う科目数や週に通う回数によって、さらに金額が上がります。また上記の学習塾の概算は集団指導で計算していますが、個別指導や家庭教師になると、費用は倍近くかかることもあります。 どの習い事もどんな教室に行くかによって、かなり必要となる費用が変わってきます。スポーツ系のスクールでも、有名なスポーツスクールに通うかどうかで、入会金や試合のための遠征代などが必要になってきます。 習い事を子どもにさせる場合、家計への負担がかかりすぎないよう気を付けましょう。子どもに習い事をさせたい気持ちは親なら当たり前ですが、生活に支障があらわれるほど無理をするのはやめたほうがいいでしょう。

■まとめ

子どもの習い事を選ぶ際は、本人にとって身につくものがあるかどうかを、しっかり考えなくてはなりません。子どもは友だちが習っているからという理由や、憧れのスポーツ選手がいるからなどといった理由から、習い事を決める傾向があります。 スポーツスクールなら体を鍛えるため、英会話を習うなら将来本人の役に立つなどといった、習い事を習う目的をきちんと明確にしましょう。 子どもが行きたがるからといった理由では、子どもが習い事に飽きてしまったときに続けるよう話をすることもできません。 習い事をする上で一番大切なのは、継続させる力をつけさせることです。どんな習い事であれ、本人が頑張って続けられるよう親のサポートも必要です。 子どもが習い事をしたがるのは良い傾向なので、頭ごなしに無理だと決めつけるのではなく、本当に続けることができるかどうか、体験教室に通ってみたり、教室見学に行ってみるなど前向きに検討してあげましょう。 習い事は子どもが小さなうちは親が管理できますが、大きくなるにつれ、周りの環境や進学などで左右されることがあります。また、年齢とともに習い事の費用も高額になっていきますので、習い事を始めさせる場合、いつまで続けさせられるかも考慮しておいたほうが良いかもしれませんね。