〝仕事〟を与えて長女の自覚を芽生えさせる作戦!!(公佳さん 36/販売員)

去年、小4の長女あかねと小3の次女みほ、ふたりの娘だけで夏休みのお留守番をさせ、大失敗してしまいました。 あかねは、かなりのしっかり者。子どもたちふたりだけで過ごす夏休みを心配していた私に「大丈夫だよ! 私が、みほの面倒みるから!」と心強い言葉をかけてくれたんです。

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安心して夏休みを迎えた数日後、仕事を終えて帰ると、家にふたりの姿がありません。学童は送迎があるし、とっくに帰っている時間なのに…。散々探した結果、近所の公園で遊んでいるふたりを発見。こんな遅い時間まで遊んだらだめ!」と思わず叱ってしまいました。 そもそも「何時までなら外で遊んでいい」と決めていなくて、「暗くなるまで」と曖昧な表現をしていた私が悪いのですが、それから何回か同じようなことが…どうも、遊んでいると時間を忘れてしまうようなのです。 そこである日、あかねとふたりきりで話をし、本当に心配していることを必死に伝えました。そして、「ママとパパがいないとき、みほを守れるのはあかねだけなの。みほを守って」と頼りにしていることをアピール。そしていくつかルールを決め、妹が守れているかどうかチェックする〝仕事〟を与えました。 ルールとは「学童から帰ったら家から出ない」「インターホンが鳴っても出ない」「家に入るときは大きな声で、ただいま!と言う」の3つ。 チェックリストを作り、守れたかどうかを夜に報告してもらうことに。この件で、あかねはすっかりお姉ちゃんとしての自覚が芽生え、夏休みが明けても妹の面倒をよく見てくれるようになりました。ルールを作って上の子に管理してもらうのは、とてもおすすめです。