子どもの体調不良で小児科を受診したり、調剤薬局でお薬を処方してもらったりする時間って、待ち時間が結構長いですよね。 私が子どもの頃は朝イチで診察券を出して、順番が来るまで時間を調整して・・・と完全なるアナログでしたが、最近はスマホから予約を取れる小児科も多く、助かりますね。

 

我が家のかかりつけの小児科・耳鼻科・皮膚科では、全てネット予約に対応してくれている(初診は除く)ので、前日の夜や朝など、『受診しよう!』と思ったタイミングで番号を取り、順番の直前まで自宅や車で待機することができるので、具合の悪い子を院内で待たせずに済み、本当に助かっています。

 

無事に受診を済ませたあと、次なる関門は調剤薬局。 錠剤やカプセルなど、規定の量をシートですぐ用意してもらえる大人用の薬と違って、子ども用の薬は体重や年齢に応じて個別に量を調整してくれたり、複数の粉薬を混ぜて製包したり、と作業工程が複雑で、飲み方の説明なども丁寧にしてもらえるので、待ち人数が少なくても意外と時間がかかります。

 

具合の悪い子どもにとって、診察はもちろん、吸入や鼻吸いなどの処置を受けたあとでは尚更、待ち時間が更なる負担になってしまいます。 ワーママにとっても、例えば回復期で、再受診後にお薬だけ受け取って、保育園に送り届けしだい出勤したい!なんて時には、少しでも待ち時間を少なくお薬の受け取りまでができたら、とっても有り難いですね。

 

我が家では、調剤薬局こそ『かかりつけ』を決めていて、どこの病院を受診したあとでも、同じ調剤薬局で処方してもらっています。 その理由は、

 

①待ち時間ゼロ!のお薬手帳アプリが導入されているから

 

②顔なじみの薬剤師さんがいて、家族の状況や傾向を把握してくれているから

 

です。

 

かかりつけ調剤薬局を決めておくと、家族それぞれの問診票を初回に一度提出してしまえば、そのあとは純粋にお薬の受け取りだけで良くなり、薬局側でもアレルギーの有無や、合わない薬の把握ができるので、安全性にも繋がります。

 

受診する科が変わるごとに、その病院の近くにある調剤薬局に登録してしまうと、個人情報があちこちに分散するというだけでなく、薬局側でも症状別の特徴しか把握できず、トータル管理からは遠くなりますね。

 

薬の一元管理をするという点からも、かかりつけ薬局を持つことは推奨されています。

 

受診した病院の近くの調剤薬局で処方してもらうメリットとしては、その先生がよく出す薬の傾向や量を把握しているので、在庫切れの心配がないということ。

 

私は以前、漢方薬を2週間分処方してもらったとき、まずは4日分の在庫で、ということがありました。

 

追加分は後からの受け取りで全く問題なかったので大丈夫でしたが、急ぎの場合などは併設の調剤薬局も上手に併用しながら、よく行く調剤薬局を決めておくとスムーズですよ。

 

そして、我が家のかかりつけ調剤薬局で導入されているお薬手帳アプリがこちら。

 

EPARKお薬手帳

http://okusuritecho.epark.jp/sp/

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このアプリをスマホに入れておくことで、

 

①紙のお薬手帳を持ち歩かなくて済む

 

②処方箋を写真に撮って調剤予約しておくことで、待ち時間ゼロでお薬を受け取れる

 

③お薬の値段が若干安くなる

 

といったメリットがあります。

 

ひとつずつご紹介していきますね。

 

【①紙のお薬手帳を持ち歩かなくて済む】

『お薬手帳』とは、薬の服用履歴や既往症、アレルギーなど、医療関係者に必要な情報を記載する手帳のこと。(Wikipediaより引用) 紙のお薬手帳を家族全員ぶん管理するのは大変だし、私は受診時に確実に忘れるので、後からシールを貼って対応していましたが、アプリなら家族全員分の情報をいつでも持ち歩けるので、忘れたり無くしたりといった心配がありません。 iPhoneを買い換えた後でも、アプリの再インストールとログインで情報は引き継がれていました。

 

【②処方せんを写真に撮って調剤予約すれば、待ち時間ゼロでお薬を受け取れる】

最大のメリットがこれ! アプリの『調剤予約』画面から必要事項を入力し、処方せんを写真に撮って送ると、窓口に行かなくてもお薬の予約をすることができます!

サシカエ

予約をしたあとは、時間を見計らって窓口に行き、実物の処方せんを渡すだけ。

 

窓口に行ってから外出カードをもらえる薬局は多いけれど、この仕組みなら、受診した病院と調剤薬局の場所が離れていても、移動時間や待ち時間を調整した上で、ダイレクトにお薬を受け取ることができます。

 

これが本当に時短で有り難い!

 

冬など特に、受診する病院が混んでいると調剤薬局も同じく混んでいることがほとんどなので、予約をしておけば実際に窓口に行くのは受け取りの時だけで良いので、保育園に送り届けたあとにお薬をもらいに行くなど、時間を効率よく使うことができます。

 

私の場合は、受診した病院から調剤薬局へ車で10分ほどかかる距離なこともあるので、到着したらお薬が出来上がっているのは本当にありがたい!

 

具合の悪い子をあちこち連れ回すのも大変なので、お薬ができるまでの間に喉ごしの良い飲み物や果物など、買い物を済ませておくことも可能です。

 

【③お薬の値段が若干安くなる】

 

意外と知られていない節約ワザ!

 

アプリに限らず、お薬手帳を持っていると、お薬代金が10〜40円くらい安くなります!

 

これは、20164月に改正した診療報酬制度による実質の値引き措置だそう。

 

かかりつけ薬局を持ち、お薬の情報を一元管理することは、患者側にとってだけではなく、医療従事者側にとっても大切な役割を果たしているのですね。

 

唯一のデメリットとしては、お薬手帳アプリに対応している調剤薬局が限られているということ。

 

こちらの調剤薬局ではアプリに対応すらしていないけれど、あちらの調剤薬局では別のアプリのみ対応している!

 

など、調剤薬局によって状況が異なるので、だからこそ、かかりつけを!

 

例えば、小児科と耳鼻科をそれぞれ受診した、というような場合でも、調剤薬局ではどの病院の処方箋でも対応してくれるので、通いやすい薬局をひとつ決めておくといいですね。

 

【まとめ】

 

とっても便利なお薬手帳アプリ、 いかがでしたか?

 

上記の機能が搭載されている『お薬手帳』アプリは、EPARKに限らず、他にもいろいろ種類があります。

 

よく行く調剤薬局で導入されているアプリをチェックして、ぜひ活用してみてくださいね。

 

CHANTOママライター/ささきけいこ