近年は「イクメン」という言葉が浸透するほど、夫の育児参加が当たり前になってきました。しかしいっぽうでは、夫が育児に対して非協力的だと悩む主婦もまだまだ多いようす。世の子育てママたちは、夫に対してどんな悩みを抱えているのでしょうか。

育児に非協力的な夫の態度にママたちの不満爆発!


今年6月、生後7カ月の子どもを持つ女性が“旦那が泣いている子どもを抱っこしない”という悩みをネット上に打ち明け、注目を集めました。

 

彼女が家事などで手が離せないときに子どもが泣いていても、旦那さんはゲームに夢中であやそうともしないと言います。ほかにも「オムツ替えをまったくしない」「あまりしつこく言うと、ケンカになってしまうので強く言えない」など、旦那さんについて悶々としているようです。

 

実は彼女のようなお悩みはもはや“旦那あるある”のようで、「わかります。うちも同じです」「『どうせ俺が抱っこしても泣き止まないし』って言うけど、泣き止む泣き止まないの問題じゃないんだよね」「父親の意味がなさすぎて、最近は期待もしなくなった」など旦那さんへの不満が続々と寄せられました。

 

また「自分に被害があったときだけ本気で叱ってる。何が『コラッ!』だよ…」「そういう旦那に限って、人前ではいい父親ぶろうとするから腹立つ」「育児優先して、家事をボイコットすることに決めた。そのくらいしないと変わらない」といった怒りの声も上がっています。

 

中には「離婚も視野に入れる」という過激な声も。育児への協力性があまりに無さすぎると、旦那さんの株は下がるいっぽうかも?

パパの行動にイライラするママの声!ランキング1位は?


ママたちの不満は“育児への協力性”だけではありません。子育てに追われるママたちは、旦那さんのどんな行動にイライラしているのでしょうか。株式会社カラダノートが発表した「イライラする夫の行動ランキング」をもとに、ママたちの本音に迫っていきましょう。

 

まずイライラの原因トップ3には、第1位「テレビや携帯に夢中になり話を聞いてくれない」、第2位「言わないとやってくれない」、第3位「自分のことを自分でできていない事がある」の3項目がランクインしました。特に1位と2位は、アンケートに答えた主婦の半数以上がイライラの原因として挙げています。

 

また4位以降には、「旦那の方が自由時間が多い」「やっても不完全な状態で終わっている」「言ったことをすぐに忘れる」「ママがやるのが当たり前だと思っている言動」「『ありがとう』など労いの言葉がない」が選ばれました。

 

中には「よくやってくれていると思う」と回答した人もいますが、全体の2割に満たない結果に。どうやらほとんどの主婦たちが、旦那さんに何かしらの不満を抱えているようですね。

取材・文/牧野聡子