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いつの時代も人間関係にはトラブルがつきものですが、もちろん大人だけに限った話ではありません。近ごろネット上では、子どものおもちゃが壊されてしまったケースを巡り様々な意見が上がっています。

 

「直接叱る」「相手の親に注意する」など対応は人それぞれ


話題の発端となったのは、あるお母さんから寄せられた「もし、お子さんのお友達が家に遊びにきた時に自分の家のおもちゃが壊れてしまったらどうしますか?」という相談。おもちゃ絡みのトラブルに頭を抱えたお母さんは、「お友達のお母さんに伝える場合どう伝えますか?」「その場にいなかった人に伝えるのって難しくありませんか?」とも質問していました。

 

相談内容を受け、ネット上では「壊した子どもを直接叱るのが一番でしょ」「壊れた経緯を聞いてから対応するのがベストだと思う。故意に壊したんなら親に伝えるかな」「子どものやったことだから、弁償代はもらいません」「モヤモヤを残さないためにも、相手の親には話しておいた方が良いよ」などさまざまな声が上がっています。

 

なかでも「注意しない派だけど、高価なおもちゃが壊されたら相手の親に相談すると思う…」「ニンテンドースイッチが壊されたときは、迷わずに弁償してもらった」「おもちゃはいずれ壊れるものだから何も言わないけど、3DSが壊されたら話は別」など、「おもちゃの金額による」という意見が多く見られました。

 

近ごろはゲーム機の金額もどんどん上がっていき、子どもたちに絶大な人気を誇る「Newニンテンドー3DS LL」の新品価格は約2万円。「Nintendo Switch」に至っては、なんと3万円をオーバーしています。ゲームソフトを合わせると金額はさらにアップするので、敏感になるお母さんが多いのも頷けますね。

 

多くのお母さんがおすすめする「個人賠償責任保険」


自分の子どもがお友達のおもちゃを壊したケースを想定して、「個人賠償責任保険に加入しておくと安心だよ」とアドバイスするお母さんも多いようです。

 

「個人賠償責任保険」とは、誤って他人に怪我を負わせたり、所有物を壊してしまった時に適用される保険。ひと月当たりの保険料はたった数百円で、ネット上には「自分の家が加入していると、周囲の親にもやんわりと勧められて便利だよ」「保険料が驚くほど安いし、子どもがいるなら絶対入っておいた方が良い」とプッシュする声が多数見られました。

 

都道府県民共済などから気軽に申し込めるので、トラブルが起こる前に一度チェックしてみてはいかが?

 

文/内田裕子