お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんが配信するYouTubeチャンネル「カズレーザーの50点塾」。先日更新された動画では“高圧的な人との接し方”について持論を展開していました。
高圧的な人に“口ごたえ”はNG?
視聴者から寄せられた人生相談に、カズレーザーさんが応えていく“コメント返し”シリーズ。4月9日に公開された動画では「高圧的な人、明らかに理不尽な発言などをされた時に引いてしまい何も言えない事が多々あります」「言えないままでいると相手が調子にのるのが多いので言えるようにしたいです」というお悩み相談を取り上げています。
相談者は“反論できるようになりたい”と望んでいたものの、カズレーザーさんは「話が通じない人なので、そういう人に口ごたえはしないほうがいい」とコメント。理由として、「高圧的な人っていうのは調子に乗りたい人なので、正論で注意してもたぶん聞かないんですよ」と明かしていました。
カズレーザーさんの助言に共感する人は多く、動画の視聴者からは「下手に反論しても余計マウントをとってくる場合もあるよね」「人間関係を悪化させないために、口ごたえは控えるべきかも」などの声が上がっています。
高圧的な態度を取られない方法は?
“高圧的な人との接し方”は人それぞれですが、単にその場をやり過ごすだけでは何の問題も解決しませんよね。萎縮したまま何も言えずにいると、コミュニケーションを取れないうえにストレスも溜まってしまいます。
では一体どのような対応を取ればいいのか、ネット上の声を見ていくと「“否定”から入るのではなく、“相談や提案”をする形で言えば発言しやすいと思う」「相手を褒めたり、軽い冗談を挟んで場を和ませるのも1つの手段。相手の機嫌が良くなれば、少しは話しやすくなるんじゃないかな」といったコメントが寄せられていました。
また別の意見として、「自己主張が苦手なYESマンだったり、口数が少なかったりする人は高圧的な態度を取られやすいと思う。常に堂々とした態度で接することを心がけてみて」「“高圧的”って思わずに、“ちょっと口調が強いだけ”って考えてみたら? あとは相手の期待に応えられるように頑張ることが大事。仕事ができれば高圧的な態度も取られなくなるよ」などの声も。自分自身の態度や言動を見直すことで、問題が解消される可能性もあるのかもしれません。
「はずれ」と感じる上司の特徴は?
職場で働いているとさまざまなタイプの人間と出会いますが、なかでも“上司”に不満を抱いている人は少なくないようです。以前株式会社アッテルは、「上司ガチャ(会社において誰が上司になるかが運要素で決まってしまうこと)」に関するアンケート調査を実施。452名の正社員を対象に、「『上司ガチャ』にはずれたと感じたことはありますか?」と尋ねました。
調査の結果、81.0%の人が「ある」と回答。実際に「はずれ」と感じた上司の特徴を質問したところ、「指示が分かりにくく一貫性がない(48.5%)」「高圧的な態度を取る(47.8%)」といった回答が高い割合を占めています。
「高圧的な人」には多くの社会人が悩まされているものの、約2人に1人(46.2%)は“諦めて上司に合わせていること”が判明。「本人に直接伝えた」という人はわずか6.4%でした。
高圧的な人に出会った時は、ストレスを溜めない形でうまく対応していきたいですね。
文/内田裕子
参照/カズレーザー公式YouTube「高圧的な人には口ごたえしないのが正解【カズレーザーコメント返し】」https://www.youtube.com/watch?v=walYHQm5D4g
参照/株式会社アッテル「上司ガチャの実態調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000046088.html